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2014年12月11日木曜日

7 days in Tibet 參

   
たしでれー。
こんにちは。
本日もまた変わらず平和、
桃源郷のようなチベット僧院からお届けしております。
お元気にお過ごしでしょうか。
    
インドのアシュラムみたいな滞在になると想像していた私、
ちょっと至れり尽くせりのお客様扱いで申し訳なく感じています。。
そうか、ここはお坊さんたちの修行場であって、
我々は見学に来たゲストなんだと来てみて気づいた^^; あはは
けっこう本気でお祈りとか瞑想とかするつもりでいたんですが、
手加減(?)しています。
チベット仏教徒でもないし、
あんまり真面目にやってると、
とっつきにくくなっちゃうかな、、、と。これぞ日本人的発想?
でもこれが私のDNA。
完全に忘れてしまったら、日本で生きるのが大変ですもん^^;
    
しまったー、私の全財産はたいたって、たいしたドネーション(寄付)出来ないぞ。。
と、やや焦…
ここで全財産を寄付して日本に帰国することにしたら、
それはもうかっこ良い善行なんだろうけど、
まだインドにいたい、、
という自分都合を子供たちの米や鉛筆より優先します。。
神様すみません、
今のところの出来る範囲で、貢献させていただこうと思います。
ここを知ってもらいたい、とも思い、
こうしてブログで詳しく書いています。
    
パンの生地を全身全霊でこねるキッチン当番の男子たち!
たくましい!かっこいいね!
すごい肉体労働です。この時ばかりはお坊さんたちもタンクトップ。
食事当番になった子は、
朝から晩までパンの生地を捏ねたり、野菜を切ったり、永遠の皮剥き野菜洗い作業、大仕事!
ここでの生活、全てが修行なんですねぇ。。
バケツにお湯をもらって重くてふらふらしていたら、
キッチンボーイ、恥ずかしそうにしながらも、ひぃひぃ言ってる私に手をかしてくれました。
(私の方が太っておるし背も高いんですがね...)
こんな素敵な男子、私の高校にはいなかったよ。。
いたら全員に胸キュンだね。
    
チベットパン♡ 
昨年、南インドの米の美味しさでチャパティに関心がなくなり、
このパレーの素朴な美味しさで駄目押し、
No more Chapati in India
    
朝ご飯はこのパレーとバター茶。
甘いのと塩っぱいのと交代。塩っぱい時は辛い豆やチリが出る。
6時過ぎ頃、本堂でのプージャの合間に配られます。
    
早朝、お腹すいてないけど、
配られるとつい、良い香りに誘われお坊さん達と一緒に食べちゃう〜  
素朴なじんわりした味で噛めば噛むほどに美味しいの…
バター茶にひたひたに浸して食べると美味なのだ〜 
     
これはチャイ。(枕カバーが素敵で思わずこのアングル)
甘いけどおいしひ。バター茶は一口目飲んでみて、
おぇー絶対好きになれないーと思ったが、
今ではおかわりしちゃう。
人間の五感の無常っぷりですね(笑)
おまけで吹き出物が〜
   
バターはこうやって、、
   
手作業で一時間くらい攪拌し続けて作るのだそう。
   
手作りのヨーグルトも、ぅぅうまっ
日本のパッケージされた乳製品は食べないけど、
インドのフレッシュなミルクやヨーグルトは本当に美味しいです。
  
パパイヤやモンキーバナナを入れてデザートにすると最高ね。
    
男子たちよ、そげん重機が気になるかね ^^;
おっきいお兄ちゃん達もみーんな、
新しいこと、珍しいことが気になる様子、(純粋でしょう?)
特に車は男心をくすぐるのか?
トラックが動くたび、皆ちょこちょこついて回って、
タイヤがどーちゃら指差し話してる様子がおかしいやら可愛いやら。。
    
もしも来年、ヨガレッスンの料金が上がっていたら、
彼等へのcontributionのためなので許してください(笑)
お寺に預ければ、小さな子たちは食うと寝るに困らない、
教育も受けられる、という理由で、
ヒマラヤ周辺の貧しい家々から送り出されてきた子たちが多いのだそうです。
ツーリスト登山客がヘリコプターでさくっと越える標高数千メートルの雪山を、
彼らは徒歩で3-5日かけて里帰りするそう。そういった僻地から来ているそうです。
栄養が乏しかったのか、とても六歳に見えない、十歳に見えない、
小さな子がたくさんいます。(おそらくこの年齢も曖昧…)
    
でも皆ほんとうに明るく元気、
自分も同じにチビのくせに自分のご飯を子犬に分けていたりして。
愛とは何ぞや、
血の繋がり以外でも、愛で繋がることが出来るのを、
彼らは「自然」に生きてきたからこそよく知っているのだなぁ。。
     
たくさんのお兄ちゃん、お父さん、
みんなファミリーみたいに思いやり合って暮らしてはいるけど、
やはりアンマ(お母さん)が恋しい時もあるだろうなぁ。。
     
もしこの僧院に興味があって支援したい、
来てみて彼らの暮らしを見たい、
という方がいましたらご連絡ください。
   
最近まわりの友人たち、
他を支えたい、すでに支えてるという人が多くて、
私がヨガによって変わった結果、
付き合う友人が変わったのかなぁと思います。
自分が変われば自然と周りも変わってゆく法則。
    
ヨガでは、
私達自身を「小宇宙」ととらえ、
それ以外の外の世界を「大宇宙」ととらえます。
「小宇宙」である自分自身の身体の繋がり、身体と心の繋がり、
全ては繋がって成り立っている、ということを、
体操を通し自らの心身でもって体感します。
それにより、大宇宙もまた同じに繋がって成り立っていると感じられます。
だから身体を動かす体操部門は、ヨガの中でもeasy way
    
すでにヨガをしている方は、足をあたためる体操をしただけで、
呼吸が楽になったり、頭や肩がスッキリしたり、
足から全身への繋がりを感じたことがありますよね?
この身体は、
足は足だけでなく、腕は腕だけでなく、内臓は内臓だけでなく、
あらゆる器官が存在し、繋がり合っているから生きている、
生命を支えている。
世界もそう、誰が欠けても今この瞬間の世界は存在しない、
各々スペシャルな生命たちが繋がりあって成立している。
   
それを体感してしまうと、
もう決して、自分さえ良ければいいや、とは思えず、
世界の色んなものに目が向き、一緒に生きていきたいと思う。
他が幸せであって欲しいと自然に祈る。
ヨガの意味、繋がり、を感じますね ^^
   
もしかすると私は皆のアンマより年上なのかもなぁ〜^^; 
    
子供たちが幸せに暮らせる世界でありますように。
生きとし生ける全ての魂が平和でありますように。
    
   

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