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2015年3月15日日曜日

キセツカハル


わなかむわなかむ。こんにちは。
いかがお過ごしでしょう。

手桶と左手でお尻を洗うのもすっかり上手になりました。
慣れだねー  
清潔かどうかはわからぬが、気持ちは良いですよ。
日本でウォシュレット欲しくなりそー
ローカルインド食堂の手洗いバケツ、茶色い水も違和感なくなってきた。
さすがにウガイはようせぬが^^;
慣れだねー 
      
ポンディシェリー暑い!!!
と思ってティルヴァンナマライに帰ってきたら、
こっちも暑くなっててヒィヒィですた。。
    
インドの多くの土地において、その気候は厳しい。
マイソールなどは年間を通し過ごしやすいというが、
これまで行ったところや友人の話を聞くにつけ、
日本の穏やかな季節の移り変わりのようなものは存在しないのが通常のよう。
三寒四温、のような情緒を感じることなく、
パンッ!と手を打ったように一瞬で季節が変わったように思う。
たった4日いないうちに風がすっかり変わっていた。
その空気を通した振動のせいか、いつもの音が別のものに聞こえ、
元いた場所に戻ったのだ、と脳が認識するのに時間がかかったほど。
    
エネルギーが違っていた。
三月にはいり、人々の面々も変わったためか。
    
新しくうつったおうちにはもちろんエアコンなどなく、
初日は寝れず、先のことが心配になるも、
身体ってやつは少しずつ慣れるよう…
打ち水をしたりなど、前向き貧乏をすると工夫が得意になる。
貧乏ヒマなし、動きまくってるおかげで、
インドでは好きなだけ食べてもそんなに太れない。ナイス!
日本は便利過ぎて生活習慣病に真っしぐら、
頭で考え過ぎて老いていくのを感じるから、インドで若返らせてもらっている。はず…
疲れて逆に老けてんのかな^^; なはは
    
広いリビングに風が抜け気持ちいいので、心地良くお茶が飲めるようにレイアウト。
何かがあるよりも、ものがないほどに美しさを感じるようになった。
数年前の無印良品の広告でそんなコピーがあったような…
    
日中の暑い時間は、お昼寝や読書したりヨガしたり、しばしの同居人とお喋りしたり、
家で過ごすことが多くなった。
同年代の同居人、
年上の友人が多いけれど、同世代もなかなかに楽しい。。
意識の向けどころが同じ、共感すること多し。
やはり持ち物が超少なくて、私ももっと手放せるなーと思う。
   
収納術みたいのが日本で流行っていて、
その講師の人の家がテレビで公開されてて、
えっ…持ち物多っ!!収納がうまいか知らぬが美しくないなー 
乱雑にしか見えない。。
と思ったが、これはきっと世代の違いですかねー
我が両親も昔の人なんで物が多いですが、
私の影響なのか、かなり捨てまして嬉しい限りですの^^♡ 
自宅でヨガを始めた影響もあるのかな、、
誰かが訪ねて来る、となると掃除にも気合が入り、
大変だがその実、有難く感じたのを覚えています。
     
南インドのこの夢心地の暑さのせいか瞑想生活のせいか、
なにか色んなことがどうでも良くなってきて、
ここの掃除はけっこーテキトーだけれど(笑)
インドに来たばかりの時は恥ずかしかったテキトー英語で、
相手が理解してるかお構いなし、
話しかけられればベラベラとテキトーな英語を喋る。
英語もままならないのに、なにか最近は日本語も変で、
こうして文章を書くことは脳の訓練になりますわー
    
朝日が湖にそそぐ、
早朝のアルナチャラより。
   
朝の山での瞑想により、ごちゃごちゃになりかける思考がリセット、
あれこれ面白く書こうと思っていたことを忘れてしまいますた ^^;
     
ふと目を開けたら猿がバッグを引っ張ってて、
あっちいけー!威嚇したら引っかかれたりもして、
一瞬で全て忘れちゃう、山にいると。。
全ては神、バガヴァーンの采配、運命。
    
こうしてある日、私が猿に引っかかれることも定めで決まってるらしいですょ^^;
    
このひと達はおとなしいので、
近くに来られても安心して坐っていられる。
手前の子猿はおっぱい飲んでますね。
   
大きいからか、より人間みたい。
座って朝日を浴びてらっしゃいます。。
 

311の日、いつものように祈りを捧げました。
なにか事が起きずとも、起きて時間が経とうとも、
いつも祈りが側にあり、
いつも私達の本性が至福、愛だということを忘れずにいられますように。

、、、私も、
望まない事が起きた時こそ真剣に祈ったり瞑想していて、
人の心はなんて傲慢なんだ、と学びの毎日。
  
(悩んだり悲しんだりしたくはないが、)
痛みを感じられるから、
学び、成長することができるんだろうなぁと思います。


2015年3月7日土曜日

Trip to Pondicherry


Bonjour! Ca va?
今年も、
口づけしたくなるような響き、ポンディシェリーへ出かけていました。
美しい洋酒の名前みたい。
   
ティルヴァンナマライにしばらくいて、
もはや旅の体ではない雰囲気で。
インドの旅、移動は大変疲れるし、
日に日に日中の温度も日差しも強烈になっており、
ポンディ行やめたいなぁ… 悪路のうえ、バス車内は暑いよなぁ、、
と思っていたのだが、
いざ出発のはこびとなるとテンションが上がるのが隠れお調子者のワタシ↑
浮足だってしまい、
バススタンドで声をかけてくるリクシャマンやチャイ屋のおやじにも、
上機嫌に微笑んでしまう。
    
必要な浄化作用とはいえ、
自分の内から出てくる執着や思考にいささか疲れていたみたい。
↑このような過程、努力は必要なのだけれど。
    
こう!だと思いこんだり、口に出した瞬間から大きくなり、
己を雁字搦めにしていた己から出た執着から、
旅に出る楽しみが心を軽く自由にしてくれたように思う。
    
本当は、
いつもこう、
自由で天真爛漫であっていいのだろうが、
人の心は物事を複雑にしてしまう傾向にある。
だからこそ、他人の愛に救われたりして、
謙虚さや愛を忘れずに生きることを忘れないでいられるのだけれども。
    
人生そのものが旅路で、
我々は産まれて以来、、
否、
真理を説いている教えによると、
解脱の次元に至るまで、
死んでもなお、魂の旅を続けているわけだが、
肉体を持ってこの地球に生まれたのだから、
時にはこうゆう、
地球の美しい風景を目で見て愛でたり、美味しいものに感動したり、
怒ったり(プチ怒り回数、多いだろうなインドは^^;)笑ったり心で味わうような旅も時にはいいと思う。
たとえこれが、
まやかしやリーラと呼ばれるものだと知っていたとしても。
     
インドと思えない閑静なエリア、フレンチコロニーへ吹く
湿気を帯びた生ぬるい海風が、
出口を失い燻っていた思考の中を吹抜ける。
複雑になっていた頭をクリアにしてくれる。
    
(暑さゆえかゴミと糞尿の臭いに卒倒しそうになることはしばし。
ティルより臭い気がするー
そこはインド、ヨーロッパと違います^^;)
     
ひとり旅の愛しさを、噛みしめる瞬間。
誰も私を知らない場所に身を置く気楽さが、心をますます軽くする。
(正確には数人には覚えられているが。
ほんとにインド人の記憶力てば恐ろしいわぁ〜)
     
いつもと同じ、肌を焼くように照りつける太陽がいつもより愛おしくうつる。
いつもは鬱陶しい(笑)インド人のしつこさすら愛おしく見える。
やはりこの世界はマインドの産物でしかないんだ、
などの、つい分析してしまう思考が浮かぶが、
クスと笑い横に手放しておこう、短い旅の間だけは。
   

、、、、
などとポエティック感に浸ったは束の間でーすーよーねー
いーんーどーはー^^;
    
三時間のバスの旅を終え、浮足で街へ向かうバスへ乗り換えたはいいが、
予約しておいた宿の場所がわからずウロウロ…
ネットカフェで場所を確認しようとメールをチェックすると、
宿のバスルームの工事をしているから予約キャンセルのメールが…
   
えぇえぇえ〜!
久しぶりにホットシャワーを浴びて、
ネットしながらゴロゴロ超早寝するのを楽しみにしていたのに
ー!!!
アルナチャラでは寝れないぶん寝ようと思っていたのにー!!
    
時刻は5時前…
土地勘はあるからゲストハウスを回ろう!全ては神の定めだわ!
2時間ほど一悶着も二悶着もありながら投宿。
(長くなるので悶着は割愛… 
小賢しい目にあっても、本気で危ない目には合ったことないです、まだ)
    
久々に山ほど蚊に刺されておったが、暑さでファン全開にし眠ったためうるさく、
蚊の音に気づかず…  暑さが蚊に勝ったよー
    
暑過ぎて何か色々とどうでもよくなってしまったけど、
蚊系の病気になったら、ここが原因な気がするなぁ〜^^;
   
翌朝は、やっぱアシュラム詣スタートでしょ、とご挨拶。
写真禁止なのでシェアできないんですが、アシュラム内に、
昨年より花々が増え、サマディーの花曼荼羅も大変美しいしかったです。
やはりセンスがいーなーポンディー
   
ぜひ自分で足を運んでみてください^^
ラマナアシュラムとは違うエネルギーだけど、
ここも好きなんだなぁ〜
    
元仏領とあり美味しいクロワソーン(クロワッサン。西洋人が発音するとこう聞こえる)
が食べれるってんで、つい美味しいCoffeeと共にパンオショコラを食べてしまふ。。
   
ひと口目は美味しいの、あ〜幸せ〜♡って感じ。
でも段々おなかが重くなり、食べ終わる頃にはそんなに美味しく感じてないのに、
もっと欲しい!って欲望と依存性を感じる。
バターたっぷりパンはもはや必要ないみたい。体が中から乾燥していく感。
特にこんなに暑い南インドにおいては。
ドーサの方が好きね。
 
例えば食べ物など、外から得る短期的な快楽は、一瞬の出来事。
(マクロビオティックは単なる食事法でなく、生き方だと読みました。
中道。中庸。)
結局、我々が本当に求めている幸福なるものは永遠に続く真実、
永遠に変わらない愛なのだ。
それを理解した上で物質から得る一瞬のエクスタシーを味合わないと、
欲望まみれ、執着に雁字搦めの人生になってしまうのだろう。
   
「 欲張るから悩むのよ 」
   
それにしても、
こんなにゆっくり歩いたのはいつぶりだ〜ってくらい、
のんびり散歩して写真を撮ったりしている。
ウンコも落ちてないから地面チェックしなくてよく楽ちん^^
ティルヴァンナマライはポンディより狭いのに、
なんであんなに急ぎ足でないと間に合わないんだろうか^^;
   
でもポンディは本当に退屈。昨年も感じていたが、4日でおなかいっぱい。。
ヒマだと食に走ってしまう、ここは美味しいものも多いし、
買い物するにも何の不便もない、ダラダラ老後を過ごす、
なんてプランなら最高だと思う。
(リタイアして移住してるウェンスタン多し)
こんな風にヒマだヒマだ、と一カ月もダラダラと過ごしていたおかげで、
昨年、マダムLにティル行を促してもらえたので、
私にとって、NoポンディNoティルなのだけれど。
全て運命、か。
   
ポンディ行のきっかけとなった、
ギリ島から日本、カリフォルニアを巡りインドへ連れて来られた珊瑚ちゃん達も、
無事ベンガル湾へリリース!なんとかバリまで辿り着いてくださーい
    
そんなこんなで、
まぁインドなんでうるさいやら蚊がいるなどで寝れないんだけれど、
ほんの少しの現実逃避の旅を満喫しました。
    
逃避したつもりでいて、
けっきょく
どこにも逃避できないってことを有り有りと実感させられるんですけどねー  
あはは

儚い
真夏の夜の夢のよな、
Sweet Pondi ∞  ∞

    

今年利用した宿や御飯屋じょーほー
色々まわったが実際利用したとこだけー

ー Family guest house 450Rp お湯有
シェアバスルーム、シェア冷蔵庫←変わった作り。。
鉄道駅から近い。ルーフトップが良い。
インド人街なのでうるさいが便利。
この時期は暑くて寝れない&蚊が多い。
意外とセキュリティは安心、下にオーナー家族が住んでいる。

ー New Guest House 400Rp お湯有(バケツ一杯)
アシュラムのゲストハウス。
掃除が行き届き気持ちが良いが、時期が悪かったか、
インド人が多くうるさくて寝れなかったー…  蚊も多し。
下のレストランが美味しいと聞いていたがイマイチでした。。

ー  Indian Coffee House
Coffeeが濃くて超美味しい!!カップでサーブしてくれる。
これで18Rpなら毎日飲みたい!
軽食も美味しいんではないかと。

ー AB
アナンダバワンだが、あのチェーン店と異なる。
スーパーNirgirisの前のベジのお店。ACきいてるので静か。
地元のインド人が多いので美味しいんだと思います。
チップもねだらないし感じ良いです。

ー Chez maison Auroville
名前うろおぼえー
Wifiフリーの外人カフェ。
去年より静かになっててお茶してゆっくりネットができたー
何曜日かにオーガニックマーケットをやっているはず。

ー アシュラムのご飯
アシュラムのゲストハウスに泊まっている人のみ20Rpで三食。
(うまく言って許可もらってる人もいたので、やはりそこはインド…)
私はやっぱりこういうぼやっとした味が一番ほっとします。。
質素なブラウンブレッド、自家製であろうカードが美味しい。
プラサード、感謝していただきました。