-----------------------------------------------------------------------------------------------

2013年6月30日日曜日

equal world

 
 
運命には、
どうしても逃(のが)れられないものと、それから逃れられるものとあるんです。
つまり、身をかわしきれないものとかわし得るものとある。
 
  
かわしきれない運命は「天命」という。
絶対的なもので、これは人力ではどうにもしようがないもの
女が女に生まれ、男が男に生まれたのも天命。
この現代に生まれたのも天命なら、昔に生まれたのも天命。また末の世に生まれるのも天命だ。
これはどうともすることはできない。
   
  
しかし、絶対に逃れることのできない天命的なものばかりが人生に襲いかかるんじゃない。
多くの人が苦しみ悩む、いわゆる運命は「宿命」なんだ。
宿命というのは、人間の力で打ち拓(ひら)いていくことができるもの、
絶対的でない、相対的なものなんだ。

ところが、
今の人は、打ち拓くことのできる宿命にぶつかったときでも、それを天命と言う。
自分の努力が足らないことは棚に上げて、どうにも仕様がないと言うのである。

そういう人間が人生に生きるとき、ただ偶然ということのみを頼りにして、
その結果、自分じゃ気がつかないが、いつか自分の心が迷信的になって、
すぐ神や仏にすがりつこうとするのである。    - 中村天風
 
 
  
 
こないだ半身浴で極楽気分になっているときに、
世界は平等でうまく出来ているなぁ~と、浮かんできて、
上記の天風先生の言葉を思い出しました。
  
一人の人間が人生の中で所有できるものが平等に 10 あるとして、
物的に 5 所有したら、もう半分の 5 は、目に見えないもの精神的なもの。
物的に 7 所有したら、 3 は心の所有。
  
 
物質やお金といったエネルギーを手放せば、そのぶん心の、もっと微細なエネルギーを所有できる、
心のエネルギーを手放せば、物的・金銭的に潤う、といった具合でしょうか。
物的・金銭エネルギーを所有することにより自動的に、心のエネルギーが減り不自由さや不満を感じやすくなる、
と言った方が一般的でしょうか。
 
 
  
所有できる 10 を如何に所有するか、循環させるか、
また、その濃度を色濃くするか、どう扱うかは
私たちの行動や心の持ちよう次第で、それを宿命と言うのかな、と思ったのです。
  
  
ピュアな赤ちゃんの心にとっては、
何を所有しているかなんて問題でなく、世界はただ美しく平等に映るのだろうなぁ。
観察していると自然とヨガのポーズ、つまり、「自然」の形に体を動かす。
 
人間の成長とは、
この世界を平等に見る、純粋な心を養っていくことで、
成長を求めヨガをする人々は、
それで24時間がヨガだとか、on the mat, off  the matと言うのだと思います。
 
天命。
友人が書いていたこと、地球に属するヒト科の役目は
美しい地球の自然を愛でること。
一日に一分でも、そうした時間を持つと心がリッチになるように感じています。
 
 
じぇんくちゅ〜 (前屈)
かわゆいかわゆい友人とこのベビたん♡
  

2013年6月19日水曜日

日々感じること、など。



しっとりと、福岡は情緒あふれる雨です。
昔は嫌いだった雨の日、ティーンエイジャー天パ〜には苦痛の日でした、、、
コンプレックスが増大するジェネレーション、
皆さんも覚えがあるのでは(笑)素晴らしき青春時代ですねぇ。。
   
今や頭から全身せっけんでわしゃーと洗っちゃう短髪なので関係ナッシン。
雨の日、むしろ好きで〜す。
カーテンを開けて、お日様と青空も嬉しいけれど、
雨露にぬれる紫陽花の花びらの色も嬉しい。
   
雨の朝の瞑想、練習は、
心が静かになりやすい気がします。
自分で瞑想をやってみるのに雨の日はオススメかも?
  
先日、ヨガご縁の友達に声をかけてもらって、
出張ヨーガで博多方面まで行ってきました。
子どもちゃんもいて、可愛らしいBGMが流れ、
ほんわり、
最後のシャバアサナに柔らかい気持ちでレイキして
こちらも心地良い時間でした。
   
その当時は、友達作るぞ〜!なんて気はさらさらなく、
必死でヨガの勉強をしていただけなのに、
気づいたらあちこちにお友達がいて、
ヨガをオススメしてたらバリバリのヨギーになってる友達がいたりして
嬉しいなぁなどと感慨深く、、
なりつつバスで安らかに眠った(笑)
  
また世界のどこかで会えるという確信。
ヨーガの意味、繋がり、はこういう風にも作用して
人生に喜びを運んできてくれるんだなぁと。
なかなかクラスでは伝えきれないのだけど、頷いているヨギーが多いだろうと思います。
   
首のシワが消えたり、鎖骨ラインが綺麗になったり、
腹が縦割れしたり、お肌がウルウルしたりand more...
の効果はもちろんあるのだけど、
安心してそこそこ満足して楽しく人生を過ごす、
私はヨガでこの効果が一番好きです。
   
ガイドをするとき、それを感じてもらうことが唯一譲れない点。
シークェンスにこだわりはないけれど、
これを除いて集客を優先しクラスをすることはないだろうなぁと。
そうなると、ヨガでなく、ヨガっぽいサムシングになってしまうから。

帰国して、
バリはものすごく良かったけど、
驚くことに、今もそんなに悪くないかなって感じで、
バリに帰りたいーーー!!なんて気持ちは湧いてこず。
そこそこイマココに満足してる自分の心の変化への気づきがあり、more満足。
 
常に目標をもって努力は続けるけど、現状満足っていうのかな。
ヨガの効果は言葉で表現できないですね。

写真は、出張ヨーガした先のお友達にいただいた、
惑星が並んだ日と新月の日に焼いた竹炭。
これで玄米を炊いているのだけど、うまいーーーー!!
ごはんがごはんがススムくん(古…)
   
世界中の人々が飢えずに暮らすには
穀物中心の食事がベストらしいので良しです。
やっぱね、日本の米ば、うまかとです。
    
週末はスーパームーンな満月。
晴れるかなぁ?

2013年6月10日月曜日

甘酒をつくってみた。


甘酒 = アルコールだと思っていて、遠ざけていました。
お友達が作ってくれた玄米甘酒や養生園のスタッフが作ったのを食べさせてもらい、
なにこれうまーい!!と、なりました。
食わず嫌いいっこ克服。
点滴なみに栄養があるので断食のときなど食べるそう。
   
お砂糖の代わりに使えたらな、と作ってみたら大成功。
とちゅう思わぬ事故があったので、またこの通りに作れるか不明ですけど、
とても濃厚にあまぁく出来たのでメモ。
   
  やわらかめに炊いた玄米 1合ほど
  生麹  200-250gほど
  
  炊いた米を50-55度に冷ます。
  麹をほぐしながら混ぜて炊飯器へ。
  保温機能をつかい60度以下で保つ。
  蓋をあけたままにして、時々かき混ぜる。
  10時間ほどで出来上がり。

色んな作り方があるみたいですけど、ざっくりこんな感じ。
発酵時間を長くすると甘めになるそう。
 
冷凍保存すれば長持ち。
冷蔵庫に入れてても発酵がゆるやかに進むそうなので
火入れしてから保存するレシピもありました。
  
うちの炊飯器、蓋あけてても温度が高すぎて、酵素が死ぬがなー!!
と電源OFFにしてかき混ぜたりなんたりしてたら、まさかの故障、、、
まだ4時間しか経ってませんぞー!!
   
大慌てでキャセロールに甘酒の元を戻して、
湯たんぽを探し出し、毛布でぐるぐる巻きに。
時々様子を見にいって、温度をはかったら40度くらいでした。
  
うまく発酵したのか不明ですけど、
すごぉーくすごぉーく甘いので、良いかってことにしまして。
今まで友人たちが食べさせてくれたのよりずいぶん甘くて、
甘い物好きでも、とてもそのまま食べれず塩して無調整の豆乳で割り、
シナモン少々をふって食べました。
  
私は、ツブツブをこさずに、スプーンでトロッとすくって食べるのが好きです。
うまいー 食べ過ぎちゃうー
    
煮詰めて麹ジャムとかにもできるみたいなので、
↑この食べ方に飽きたらアレンジしてみようかな。

はっ、
そういえばレシピになかったけど、
麹をお米に混ぜたとき、なんだか水分足りなくないかー?
と、てきとうに水をドボドボ注ぎました。
それで甘いのかな、、?
   
人生と一緒で、その過程で何が起こるか、
それに対して自分なりどんなアレンジを加えるのか、
結果、どんな結末が待ってるかわからないから面白いですね、何事も。
   

2013年6月7日金曜日

完璧な世界




   
私たち人間が、完璧じゃないと思えるものも含めて
たぶん宇宙は、
完全で完璧なのだと思う。
   
それを感じ取らないならば、
私たちは、飽くことなくいつまでもいつまでも
ありもしない、すでに手に入れている完璧を求めて、
何度も似たような行為を繰り返し続けるのだろうか、と。
   
完璧を求めることをやめた時に、
自由が手に入ることと、解放を味わうのだろうと思う。
   
他人を羨んだり、カッコ良く見栄えよく見せる必要はなく、
1年前に掲げた目標が、いま変わっていたって、
ありのまま、それはそれで良し、自然なこと。

全てが変化し続ける。それが世界の法則。
   
その諸行無常の世の中で、
変わらない絶対的なものを、ヨーガを通じて感じながら安心して
世界の、他者の、私の変化を観察しよう。

You, all are perfect happiness, love and light.

2013年6月4日火曜日

究極のおからクッキー

ヨガブログなのに、「究極のオートミールクッキー」ログへのアクセスが
いつも一番多い・・・
なので、
陰性過多を考慮し、最近つくっているおからクッキーの作り方も
書いてみます。
成形が難しいので、これもひとに渡す向きではないです。
自分で食べるだけの、ちょっと甘いものが欲しいときは
もっぱらこれ↓  ココナッツとシナモンレーズンの二種。

 
おから(から炒りしたのでも生のままでも)
オートミール
甘味料
天然塩
刻んだナッツ
オイル(できるだけ酸化しにくいもの推奨)
豆乳 or ココナッツミルク
 
↑ これらをベースに、好みのフレーバーを混ぜて焼くだけ。
シナモン × レーズン
ココナッツ × 塩麹
黒ゴマ
などなど。
 
うちはオーブンの調子が悪いので、
トースター焼き、180度で10分&200度で3分くらい。
 
オートミールもおからも中庸寄りの陰性食品とはいえ
ぎゅぎゅっと焼しめるので、食べ過ぎ注意です。
おからがお腹の中でふくれて、満腹感が増すので
ふつうの薄力粉ベースのものよりは良いかなぁ、、、と。
粉、焼しめたもの、まして甘いものって中毒性高いですから。
 
私の作る野菜だけのおかずは美味しくないらしい肉食家族も、
甘いものは美味しいみたいです。
 
 

2013年6月2日日曜日

陰性について&私のデトックス写真

日本の風土って、なんでこういろんなことを考えちゃうのですかねぇ。。
ネガティブ思考、ポジティブ思考、関係なくあちこち浮かんでくる。
 
考える脳みそを落ち着かせたくて→甘いもの、というサイクルですね。
考えてない時間が、一番幸せだという経験から、食事よりなによりも
瞑想の時間を優先しているけれど、考えますわ、まあ。
24時間瞑想状態になれたら最高ですよねぇ。 死ぬまでの目標。

考えることについても考えても仕方がないので、建設的に考えることにして。
(考えるんかーーーいっ)
日本の今の状況、今後を思うと、食べる量を減らせる身体と心を作ろう、
とは、バリでずっと目指していたこと。
 
減らすとしたら、陰性の食事から→小麦粉を減らしたいと思っていました。
(灼熱のバリではもちろん陰性の食事多かったです)
上記のとおり、
ヨガもせず自分の立ち位置も知らずに、流されて生きてたら
(これは宇宙の流れに身を任せるのと違う)
頭の中でうっわーー!!と考えまくって自問自答して自滅する性質ですので。
たいていストレスコントロールができないときに、(私は寝不足の時なども)
過剰に粉のものを欲してしまいます。 そして過食。
 
そのような冬を過ごしたとき、しつこいアトピーが抜けきってからは
このような症状が出るようになりました。
これは去年の長野滞在中の木の芽の季節。
ぎゅっと溜まっていたものが、あたたくなって出る季節ですね ↓
 
少しずつ関節部分から赤くなってきました。
 
指先全体が赤く、手の甲のほうまで広がってきました。
痒くて痛くて眠れない日が続きました。

全体的に腫れ、痒み、痛みが広がりました。

ぱんぱんに腫れ上がり、指がまがりません。
日常生活が困難でした。

ひとまず生きるのに困ったので(笑)皮膚科にいき、
強いステロイド剤と飲み薬のかゆみ止め、手袋をしての生活。
右側も少し症状が出たけれど、右は日常生活に支障ないくらいでした。
 
で、お医者さんは、漆に触ったのではないか、と言ったのだけど、
触った覚えはないし、バリであれだけマンゴー(ウルシ科)触り、食べして
なんともなかったんで、ウルシにそんなにアレルギーないと思われる。
で、自己分析の結果、陰性の排出。 左だけっていうのもね。
数週間の出来事でなく、薬でおさえながらも数か月続き、
顔左側だけが腫れる日もありました。

はい、これはインドを旅しているときに出ました。
吐いて下痢したときです。 
体全体で、陰性のデトックスをしたのではないかと。
日本の季節が秋だったので、長野のときほどひどくなかったです。
春と秋に断食講座が多い理由がわかりますねぇ。(特に春)
 
これもインド。
左側がひどいです。 顔には出ませんでした。
 
ちなみにこびりついたようなアトピーがなくなる直前にも
かなりひどい症状が出ました。 ひどすぎて写真にとれないくらい。
このような排毒を繰り返すうちに、
これはチャンスだと研究し、その結果、
このように激しくデトックスする前に対処できるようになりました。
最後の刺客は手湿疹で、夜中にかきくずしては、出血してただれていたけど、
今はこれもないです。  ひゃっほい。

このような改善には、食事やオイルマッサージ、断食など、
スペシャルケアはもちろんなのですけど、
自分の今の食事をどのようにすればいいか感じる心、体、
前向きに改善策を検討し、続ける意思をもつ心、
改善策がすぐに効果をあげるような氣の流れの良い体、
これらの礎があっての長期的な改善だったと思います。

で、この礎を作ってくれたのがヨーガでした。
ヨーガという基礎があったおかげ。
それで私はやっぱり、行きつくところ、ヨーガをすすめてしまうわけです。