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2015年5月19日火曜日

ただいまジャポン〜最後のインド旅日記〜


こんにちはにんにん。
帰国第一回目のクラスは、むかし福岡市内のスタジオに来てくださっていた方が
はるばるやって来てくださったり、
昨年ずっと通ってくださった方の元気そうな姿に会えてうれしかったです。
半年ぶりの日本語でのガイド、どうかな~と思っていましたが、
すらすらと言葉が勝手に出てきました。

ことしでヨガを始めて9年目。
自分の体験してきたことを発してしるだけなので、日々の練習のおかげだわねーと思いました。
でも、別にヨガの先生をするために日々練習しているわけではなく、
私が人生を健康で、好きな自分で生きるためにやっているだけ、という点が気に入っています。

つまり、私の人生そのもの、趣味の世界を仕事にすることができている。
この環境へ導いてくれた、神様とか大いなる存在と呼ばれる、この宇宙に感謝。
そして、
やはり来てくださる方がいないと、仕事として成立しないわけです。
クラスに出向いてくださる皆様に感謝ですね。
そしてそして、
自分に正直に、周りに流されないで生きてきた自身もエライぞーと褒めました。


さてさて最後の旅日記。
書きかけていたので完成させますね!
わたしったら、一人旅のとき(特にインドで)なかなかに面白いやつなんで 笑



コダイカナルの山の中の瞑想施設をあとし、
もっちろん、
貧乏人の私は、山のなかもキャリーケースがらがらと徒歩でバススタンドまで2キロ w
もうこのくらいはどうってことないけど、
消えた外人が数名いると聞いていた場所なので、死ぬ可能性も無きにしも非ずだな、
頭の隅にありましたが、
インド(特に電話一本、家族の了解をとれば火葬までやってくれるタミルナドゥ)
で死ぬなら本望だわね、旅の終わり、十分楽しんだ、我が人生に悔いはない、
・・・ただインド人の男に連れ込まれたりしたら死に切れんなぁ、、、それはヤダなぁ。。。
などと考えながら山の素晴らしい空気を堪能。 with坂道のせいでめっちゃ重く感じる荷物。

もちろん客引きのタクシー(山なので正確にはジープやバンですね)ドライバーが
声をかけてくるけれど、
(No thanx. I'll take a) bus! と、かっこの部分は省略し、つまり「ブワス!!!!(バス)」と
相手がイラッとするであろう、大きな声で一言。
キッパリ言うと、二度と声かけて来ないんで。
(人と喋りたくないときだってあるのに、空気読まず遠慮なく声をかけてくるもので。)

車酔いしても、インドのバスは窓から吐けばいいだけのことなので、
美味しい朝ごはんをお腹いーっぱい食べ、美味しいチャイまで堪能していたので、
バスでちょっと具合を悪くするも、
やっぱり荷物のことも忘れてぐっすり眠ってしまいつつ、マドゥライ着。

理解しないであろう人(親ふくめ)に、わざわざ自分の行動を説明することはやめたので、
最後に会っていた人たちにも自分の旅程はテキトーに言っていたのですが、
私は確信をもって、マドゥライに寄って帰ろうと決めていました。
バガヴァーン、ラマナマハルシが悟りの境地へ入った場所に向かおう、と。
なにか自分の中で確信、自信が芽生えると、だれにわかってもらえなくても、
賛成してもらえなくても、向かうところ敵ばかりだとしても、
そんなことは、
なにも関係ないんだなぁってこのところ思います。

むしろ味方が大勢いたとしても、自分のハートに背いた生き方では、
自信というものが持てないないのだ、と。 
魂よりももっと深いところのものが、イエスという生き方をする、
胸をはってそう言えるだけの自信、今回のインドでの経験で学んだことのように思います。

ティルを出る日、アシュラムで最後のご挨拶を済ませ、さて立ち去ろうというときに、
在住のSさんが教えてくれた。
「バガヴァーンが悟りの次元に入った場所で瞑想ができるよ」、と。

でもまぁ、
ちゃらっとしたことも大好きな私なので、
outするトリチーには大きなバザールがあり面白いと聞くし、
最後に買い物でもして楽してかえろーと思っていました。 ところがー、
コダイカナルに着いた夜の瞑想中に、
若いバガヴァーンの姿がやってきたのでした。
マドゥライに行けってこと・・・?
と考え始め、ええぇい!考えるのをやめる生き方をするって決めたやん、感じるままに行け!
というわけで、徹夜の強行移動で、マドゥライ経由で帰ることを
ひそかに決めたのでした。

マドゥライに着きクロークに荷物を預け、
そんなに迷うことなくラマナマハルシが悟りを得た、
小さな場所にたどり着くことができ1時間ほど座らせいただきました。

そこにあった彼の肖像が、
まさにコダイの初夜の瞑想中にあらわれた若い姿のバガヴァーン。。
(21歳にビルパクシャcaveで撮られた写真のものです)
やっぱり来なさいってことだったんな~と、
移動でへとへとで乾ききっていた心身が、そこに座ることで、なんだか満たされました。
(トイレも借りましたよー・・・何時間がまんしてただろう)


大満足し、インド人の観光シーズンのため人で溢れるミナクシテンプルはスルーし、
南インドのマドゥライのバススタンドで夜中まで過ごしーの、
満員夜行バス席なしで、ドライバーの後ろの箱?とにかくかたーいところで身を小さくし、
ウトウトしながらティルチラパリに着いたのは午前四時。。。
マドゥライが祭だったらしくそんなの知らずにバス停へ行ったら、
夜中まで乗れなくてー・・・

インド人はね、本当に強いです。
すごいんですの、彼らの体力。。。 生命力が強すぎる。
夜中でも、バスが来たら猛ダッシュで飛び乗っていくから、(もちろん動いてても関係なしね)
荷物もってヘトヘトの私は追いつけず、動くバスに飛び乗れるわけもなく、
たくさんのバスを夜中まで見送っていたわけです。
声をかけたファミリーのお父さんが、君も来い!!と何度も走ってバスを確認してくれたけれど、
あたしゃもういいです・・・もう朝まで待ちます・・・
って遂には地面に腰をおろしちゃったよ。。

夜中まで、きたなーいバススタンドでまたおしっこを我慢し、
ようやく乗り込んだバスでは、この旅はじめての痴漢にあったりで、
もうげんなり。
あいかわらず、姑息に触ってくるわけです。 こちらが強く注意できないようにさり気無く。
乳を探していたようだが、私の攻防は厚かった 笑
もうインド人の姑息な手段がなんとなく読めるので、寝たふりをしながら、
爽やかに乳やお尻など触られたくないとこはサラリとよけましたよー 
絶妙なタイミングで、寝返りをうったり、ね。

怒ると疲れるんで、(振りだとしても)怒りたくないんです。。。
こんなことでトラウマをもつほど、繊細ハートだとインドに一人で半年もいれない、
もっと大変な事態も経験しており、おもしろ半分ネタにしよーと思ってたくらいなので私は大丈夫です。
というか、
気を抜いて夜中にインド人の男ばかりのバスに乗ってしまったことを反省しましたー・・
海外では、私は外人!stranger!

トリチー(日本のガイドブックにはティルチって書いてるけど、インド人と英語人には通じないので注意です)
に朝四時に降り立ち。。
もはや五か月もいるので、暗いインドの町でもリクシャマンの客引きなぞには負けません 笑
わしは全く急いでおらぬゆえバスで行くのだ!!
なにゆえ時間が切り売りしたいほどあるのに倍額払うであろうか、払う訳はない。 
という強調文を、「ブワス!!!!(バス)」という相手をイラっとさせる一言で主張しましょうw
このくらいキッパリ言うと、
むしろ、バスの番号を教えてくれたドライバーもいました。

あまり美味しくなさそうだが菓子屋があいていたので、
マサラ味の豆菓子などを買い、ばりばりと道端で食べたりしながら、しばしバス待ち。
インドひとり旅では、ちょっと変なやつを演じた方が安全ですよー
私は一人のときは、遠慮なく独り言いいまくりです 笑

空港に着いたのが5AM
フライトが5PMなので、防犯上の規定で中に入れてもらなえない。。。
インドの空港、けっこうどこもそうみたいで、去年はほら仕方ないのでバンガロールで野宿。
仕方ないので、外のベンチで居眠りすることにしたのだけれど、
9AMともなると、もう暑い、酷暑期の南インド・・・
2日お風呂に入ってないためか、隣に座っているインド人をスルーして私にだけハエが群がってくるし(笑)
手も足も真っ黒だし、おしっこも我慢の限界だー 
きたないトイレやだー!againって、
今度は空港敷地内の茂みを探したんですが、 (私もいい加減妥協しろって話ですよね  笑)
早朝暗い敷地内でも誰かがいる、やはりインド…
というわけで、
エアポートマネージャーのところへ行って、あれこれ説明して入れてもらいました 笑
日本で優等生で真面目なタイプの人間として生きてきたので、
こういうときに優等生の仮面をかぶるのは得意です。
おしっこ我慢し過ぎて身体が心配で必死だったから、
仮面も鉄仮面だったと思われます。なんのこっちゃ(笑)

入れてもらったらこっちのもん、
ハエが群がっていた服はぜんぶ捨てて着替えたり歯を磨いたり。
エアコンがきいた空港内でチャイを飲んだりインターネットして快適に過ごしました~
オフシーズンのためか、
国際空港にも関わらず、外国人は一人くらいしか見ませんでしたね~
マドゥライの街でもバススタンドでも、
トリチーのバススタンドでも一人も外人を見なかった。


それから、クアラルンプールまで飛び、20時間のトランジット。。
(安いエアチケを自分で手配するとこうなる。) 
今回は元気なのでベンチで余裕で就寝~
むしろ絨毯敷きの床の方がふかふかで良かったんですが、さすがクアラルンプール、
床で寝ようとせっせと敷物の準備をしていたら警備員さんに叱られました・・・
日本人の女と思ってなのか、なめた口のきき方(ひぃー)だったので、
こちらも遠慮なくあれこれ言い返しましたけど。
はは、怖いですねぇ、インド帰りで疲れてる時の私ったらw
相手が西洋人のでっかい男性なら、
ぜっっったいそんな言い方せんやろ、
っていう失敬な口のきき方(ひぃー)だったものでつい。

でもですね、
「 日本人の女性でインド人(男)とトラブって警察にいってるひと何人か見たわ
  ほら、日本人の女性ってソフトだから・・・ 」
と、聞き逃せないことを帰国直前に外人との会話のなかで聞いたんですよ。

そのような「 日本の女はソフト。すぐ騙される 」という印象で、
軽く声をかけられてるとしたら大迷惑じゃないですか?
↑ 泣き寝入りしている人が多いと思うし。
なので、
私はソフトじゃないんです、インドでは 笑
それは優しくないってのと違います。 冷静な心で、きちんと線引きをすること。
すてきな人に出会ったら、九州女のメラメラと燃え滾る気の強いとこは心のすみにそっと置いて、
いつものソフトさでお話ししますけども。 うふふ
ウソをついているわけでなく、どちらも私のマインド持っている性質。


さて話を戻して、
インドぜんぜん関係ないんですけど、
クアラルンプールの新しくなった空港ターミナルはとても楽しいです。
20時間、ぜんぜん大丈夫~ 空港内で楽しく過ごしました。
フレッシュフルーツも買えるので、荷物から果物ナイフを探し出し、
もりもりマンゴーやパイナップルや洋ナシを食べることもでき救われました~
新鮮なものがないと辛いのです。。。
マドゥライのバス停では、路上で買ったマンゴー、
ナイフ探すのもおっくうで丸かじり 笑 
見た目はあんまり良くないけれど、おそらくローカル育ちの小ぶりのマンゴーがとっても美味しい!
タミル語で、ハチミツを意味する小ぶりのバナナもシーズンで美味しかったです!

空港にはラウンジでなく誰でも使えるシャワーもあるそうです。
(充電器がまた壊れてしまい、日本人に声をかけ借りたんですが、
もはや3日風呂に入ってないのがバレたのか、におってた?その人から勧められましたw 
すみません、日本にいると笑いにくいでしょうけど、笑うとこで~す)

ターミナルが二つあって、新しくなったLCCの方は特に充実していました。
メインターミナルに移動する手段が、エクスプレスしかなくって
(シャトルバスがあるか聞いてみたけど、今はないって言われた)
リンギットに両替したんですが、なんとたった2リンギットの切符がカードで買えました!
しょうがないので、変えてしまったリンギットを使って
マレーシアグルメを堪能しました 笑

カヤトースト(ココナッツペーストにバターたっぷり!)と
ホワイトコーヒー(インドに負けじと甘い甘い!)がとても気に入ったので、
これのためにクアラルンプール経由もいいな~なんて思いながら、
ヴェトナム航空のまずーい機内食をつつきながら
無事福岡に到着した、今回のインド滞在でした。

やっぱり今年も思ったけれど、
寒くない時期なら、日本の路上では私は寝れる! 笑




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