-----------------------------------------------------------------------------------------------

2012年12月11日火曜日

perfect art, Gaia

バリは雨季。
ウブドでも毎日ではないけれど、時折はげしい雷雨がやってくる。

人間も、日本で見ないよな大っきなイモリや虫たちも、パパイヤツリーも、
すべての生き物が、その神の所業が過ぎ行くのしばし見守る。

「 帰りにバリに寄りませんか? 」
インドを四ヶ月ほど一人で旅しているSita momoさんに声をかけてみたら遊びに来てくれた。

そうして実現した気まま(ジコチューとも世間は呼びますか)B型3人衆の同居生活。

長期滞在のため、のんべんだらり(毎朝のヨガは欠かさずやってますぜ)と過ごしていた我々と違い、
二週間ステイのmomoさんは活動的にウブドを満喫していたご様子。

ある日、お誘いいただきサヌールという南の海の町まで遠足に出かけた。

福岡の実家で過ごしていたとき、海外ドラマ「Lost」を見て、(ロケ地:ハワイ)
なんかもうなんかもうなんかもう海海海〜!!透明な!
という気分だった私。ウブドは良いとこなのだけど、
海…海…と海への情熱がふつふつ燻っていたので
サヌール行きで身体の中を風が通り抜けたような、生き返った気がした。

朝、宿のルーフトップでヨガをしていると
太陽と木々の緑が揺れる音、風を感じるのだけど何かが足りないと感じていた。

サヌールのビーチでぼんやり波の音を聞いていると、
欠乏感の理由がわかった気がした。

太陽が照り、風が吹き、波の音が響く。
火、風、水
完璧だった。

実はこの日、両替屋にて一万円ほど騙し取られるという事件があったのだけど、
なぜか機嫌良くいれたのは、このおかげだと思った。
(無職の者には痛手ゆえ最初はムカムカ〜!としたけど。
手品みたいにお札がなくなってたのよーう←完全にカモな外人…)


完璧な地球の芸術に、
心も頭もただただ静かだった。

それはお金とか人間の造ったものを超えたところのもの、
人間が造ったものに執着する自らつくった不自由さから解き放たれた、
誰もが所有することのできる当たり前の、
でも日頃忘れてしまいがちな、言葉にするなら幸福と呼べるものがそこにあった。
私の外に、私の中に。

地球、自然、母なる大地、
そして私とあなた。
ぜんぶ繋がっている!
素直に自由に生を全うしよう!

雨季のウブドはいわゆるオフシーズン。
でも雨や雷の音を聞いているとなんだか落ち着くのだ。
雨の恵みで宝石のようなマンゴーが食べ放題ですぜー

さてさて、
シラフで十分面白いmomoさん、東京都内でヨーガなことを始めようかなって感じらしいのでチェック☆

そして、どうしても海への切望を捨てきれず、
半ば強引に?水の苦手なミユキ先生を説き伏せ12月半ば〜1月半ばまでは
海の見えるお宿へ移動しまーす

すごく良い感じのお宿を見つけたので雨季でも良ければ、どなたでも紹介しますよーん

にょほほ

0 件のコメント: