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2016年4月23日土曜日

special full moon - chitra poornima -


こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
熊本で大きな地震がありましたね。
皆様のご無事をお祈りするばかりです。
ここインドでだからこそ、届く、と確信し祈っています。

そして、
これから私たち日本人の生き方について、思いを馳せています。
去年はこの季節は、もうお年寄りしかいなくて、同居人と、
なんじゃここーゴーストタウンやーー!!
なんて言ったいたもので、私も覚悟を決めてひとり淡々と自分の内側に集中していこう、と
心を決めていたのですが、

今年は、若いひとがまだ多く訪れています。日本人も多い。
リシケシで出会った若くて可愛いわたしの友人も訪れて、良い時間を一緒に過ごしています(^^)

ほんと20代、しっかりしていて共感&尊敬します。
が、
二極化してますね、、、まったく自分をわかってなくて、
ひたすらフラフラしている人もいればすでに揺るぎない人もいる。
様々なことがはっきりとしてくる時代のように感じます。

日本人たちで集まると、やはりこれからどう生きていくのか、
みたいな話になります。
なにも決めないでふら~っとインドに旅に来る人よりも(もちそれも有だが)
なにか目的をもって来ている人がここに長く滞在し、
私はそういった人たちとご縁をいただいているように感じます。

日本の皆さんは今、どう感じているのでしょうか。
帰国して感じてみるしかないかな。。
過去のログでたぶん書いていると思いますが、私は311のとき京都にいて、
テレビのない生活だったので、ニュースを知ったのは1日後とかだったかな。
でも
あの時にまた変わりました。生き方が。
自分の内面を変えなければいけない、という何か内側から沸き起こって来るものに
突き動かされた気がします。

ヨガを始めた時も、心の極限状態のなか、内なる声が導いてくれました。
(詳しくは直接お会いした方だけにお伝えしたいです。
インドにいるような人には、さらっと言えることですが、ちょっと変な話なので^^;)
それから千葉やチェンマイのヴィパッサナに参加し何かわからないけど、
何かを探していました。

そして、あえて上京し、先生のもとに戻るという決意をし、
脇目も見ずに先生のもとに通った経験が、すごく自信になり、
私はもう大丈夫、と思えて東京を離れて、、、
(でも正直まだ戻りたいですね~ 本当に自分が良い状態でいれるし、
 導いてくれる人の元にすぐ行けるという安心感は大きいです。)
すばらしい師と出会いは、宝だなぁと最近つねづね思います。
わたしの確固たるものは先生の出会いとのおかげだと感じています。
どこにいても、先生と先生の先生が私の心にいることを感じられ、
迷ったときは、先生に瞑想するようにすると力になってくれます。

そして、
素晴らしい霊的友人もまた、私をいつも助けてくれています。
彼女に瞑想し、力をもらうこともよくあります。
ベストなタイミングで助言もくれる!
真の友人もまた先生。
求め続けていれば、師は、いかなる形かは人によるけれど、誰にでもやってきます。

さて、
地震のニュースを聞いて、書こう書こうと思いながら今になりました。
このblogファンもいるなんて、驚きのことも聞いたので頑張って書きます。
読んでくれてますか~? 種子島のあなた~? 
書き手に会って落胆されると困るので会わないままでいましょうか? 笑

4月はタミル暦(わたしのいる場所はタミルナードゥ州)でスペシャルな祭日が重なっているそう。
、、、いや、つーかそう言いながら毎月、なんかしら大騒ぎの日を過ごしてる気がするが^^;
なんにせよ、
暑い時期なので、日本で言うところの夏休みなわけです!
だから祭日があれば、すごい人が押し寄せるってわけです!
うちも大家さんが、子連れで泊まりに来ており、とても狭くて暑い部屋に
家族4人で泊まっており信じられない。。
インド人は本当に対応できる、っていうか肉体的に強い人種だな、と思います、、、

4月21日は、これもよくわかりませんが、シヴァの特別な満月の日、
だったらしいです。
タミル暦の新年のあとの満月が毎年スペシャルらしい。

ものすごいパワフルだとのことで、
もう二度とやるか、と一度体験して以来やらなかった満月プラダクシナ
(聖なる山の周り約15キロを回る)をやってみることに。。
インド人は夕方~夜中にかけて歩きたがる(傾向が読めてきた 笑)と知っていたので、
明け方は少なかろう、よし行くか、
(いつも人の少ない午前3時とかにやっているから慣れているし)
と、これまたいつものごとく満月は眠れないので、決めた時間よりやや早く出かけていきました。

なめてました、、、、
歩きはじめて20分。。。大後悔、ですね。。。
ひとひとひと、、、
満員の山手線、もしくは中央線を想像してください。
そして乗客ぜんぶインド人。
汗くさい、ゴミくさい、手でうしろから押してくる、ぶつかる、道幅ぜんぶインド人、
時折ひとが集まりすぎて前に進めない、息ができない、
みたいな状況で、久しぶりの苦行でした。。。

裸足のインド人に足をぶつけて、なぜかチャッパル(サンダル)をはいている私が怪我^^;
小指をかどにぶつけた時の怪我ですょ。
強すぎるよーーーーーーインドじんーーーー!!!!
精神状態は私ももう数ヶ月いるんで、押してぶつかって、どけー!って歩いてたけども、
肉体的な部分で圧倒的に負け^^; 
かたすぎるよーーーーいんどじんーーーー!!!

野口宝蔵さんというお坊さんが、日本人の業(カルマ)を少しでも解消できればって
毎日数時間の五体投地をしてらっしゃって、
いま私にできることってなんだろう、と考えた時に、
なんだかそのことを思い出し、
今回のプラダクシナは、こう日本人へ向けて、というか、
実際そういう風にできるかわかんないけど、
日本人の業を燃やして、
今後また災い(と人が呼ぶもの)が起こったときに、人の不幸、悲しいことが減ったらいいな、
と思い、チャンティングしながらやってみました。

以下ラマナアシュラムHPより引用。
ナンディケーシャがギリプラダクシナの偉大さについてサダーシヴァに尋ねました。サダーシヴァは次のように解説しています。「この丘を巡ることは良いことだ。「プラダクシナ」という言葉には特別な意味がある。『プラ』はあらゆる罪を拭い去るという意味があり、『ダ』にはすべての望みをかなえるという意味がある。『クシ』とは再生からの解放を意味している。『ナ』とはジュニャーナによる解脱の保証を意味している。丘を回るときはマウナ(沈黙)あるいはディヤーナ(瞑想)あるいはジャパ(称名)またはバジャン(賛歌)をすることで絶えず神のことだけを想い、そして9ヶ月の妊婦のようにゆっくりと歩くべきである

実際、大事な家族や友人を亡くしたり、帰る家がなくって、、、
という状況になったときに、まだ私は強くいれないだろうなと思います。
でも、
ここでの学びは実はそういうことで、
外界で何が起こっても気にならない状態になる、(これが目的ではないが結果的にこうなる)
ということ。

この教えは、結果として
今の混沌とした時代にすごく助けになるように思います。
何が起こるかわからないカリユガ時代、、、
私はもちろんその境地にはいないけれど、
帰国したら、ここで受け取っているエネルギーを、
求める人がいればお伝えできればな、と思います。
たぶんヨガクラスを通じて、になるかなぁ、、、

どうか皆さん、幸せでいてください。

月夜の強い光を浴びてか、つぎつぎ咲き開くお庭のプルメリア。
毎朝、バガヴァーンにお届けするとき自分の耳元にも一輪飾ります。
透明でみずみずしい香りとともに幸せな気持ちが広がります、、、
Arunachalan...



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