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2015年1月28日水曜日

Happy Pongal!!


ハッピーポンガール!
タミル暦の新年(たぶん。。)ポンガルです。
どうやらMargazhiというのがポンガル前の月、
タミル暦最後の月で、スペシャルマンスだったらしい…
タミルカレンダー買おうかしらね。。
なんせ祭が多いぞ、インド。
   
もうもう羨ましくないですかー?!
ニューイヤーも祝う(ホリディ)、
ここではジャヤンティも祝う(人によってはホリディ)、
そしてポンガル(祭だわっしょーい休むぜわっしょーい)、
毎月フルムーンもお祭り騒ぎ、
ラマナマハルシ以外にもこの地にいた聖者のなにかしらを祝う、
外人の私にゃよくわからんが、ビッグテンプルの方に行くとガヤガヤやってたり、
(これからまだ続々と祭はあります。
加えて土地によって、また色々。
何かしら理由をつけて遊んでるな〜^^;
     
このグローバリゼーションした世界で、
こんだけ遊んでて経済が成り立って、
しかも世界の中でも飛ぶ鳥を落す勢いの大国ってんだから、
日本人ももうちょい力を抜いて働いていーんだらうな〜   あはは〜 日本円のレート下がりっぱなしね〜
   
神に祈った方が最終的には経済発展も追い抜いちゃう、
実は長い目で見れば神様を味方につけたもん勝ち、この世を支配している大きな流れが導いてくれるってことなのか。
ばりばり海外とビジネスしてるよなリッチげビジネスマンインド人でも、
神様のことを優先って感じだものなぁ。。
(観光で来てお参りする形だけってやってても、
やはり皆おうちに祭壇があり毎日おうちで捧げ物をしお参りしている。
うちは田舎の家なので神棚があり、
ご飯が炊けたらまず神様へと母がやっているが、
今時の日本の御宅、仏壇と別に神棚なんてあるかな?
私の部屋には、旅行中でも宗教不明の怪しげな祭壇モドキがありがありますょ   笑)
   
引退したら完全に仏道(死に備えた修行)に入る人も多いようです。
それがインド的、ヒンディズムの生き方なんですけどね。
(人生を四つの期間に分けて考え、
最期は欲や家族を手放しサドゥみたいな暮らし。
バガヴァーンはそれを推奨しておらず、ヒンディズムの人以外もファンが多い理由かな^^)
日本人はそうじゃないですよね、いつからか。
昔はそういうのあったんじゃないかなぁと思うけどどうだろう。
  
あれ開いてるけどお店の人は〜?ってそこらのオヤジに尋ねると、
チャイ飲んでる、だの、寺に行ってる、だの、
働いてるようで、あんまし仕事してない、かつ仕事が雑、インド人たち。
そしてミスしても反省の色なし、むしろ逆ギレ。 
羨ましすぎるー このノリ^^; 
日本だと、胃をキリキリさせて、寿命の縮む思いで頭下げる場面だぞーう。
おかげで私もキレられても、またしゃあしゃあと行きますがね。
寺優先ってのは好感を持ちます。
   
お正月三ヶ日、みたいなものかな。
ポンガル3日は家々のコーラムも力作が多いです。
    
奥様方、お上手ですこと〜

この壺から溢れてるのがポンガル。
お粥みたいにお米をぐずぐず柔らかくして、味付けしたものです。
昔は壺で作ってたんだろうねぇ。

あとこの木を飾るらしい。門松みたいなものかしら。
      
インド人街の方がコーラムの力作が多いので、
お山から街に出ようと反対の山道を下っていると、
軒先に座っているオジサンに、こっちゃコイコイ、ポンガル!と呼び止める。
寄っていくと、そこらへんの葉っぱをちぎって、
アンマがポンガルをよそってくれました ^^♡
こっちゃ座れと言われるがままにお父さんの横に座り、
あまーいあまーいポンガルをいただく。
こちらの家庭のは甘いタイプで、
スージーのスウィーツ(ケサリとか、インドの甘味)
みたいな味付けをしていました。
みんなのあたたかく新年を祝う気持ちをお裾分けしてもらったようで、
早朝からほんのり幸せな気持ち。嬉しかったです。
     
このあたり、山のすぐ近くはわりと貧しいエリアというか、
普通に民家の人が物乞いしてくることもあるので、
(低カーストの人達が勝手に住んでると聞きました。
たぶん外人があげてクセになってる。
山から離れたとこは貧しくてもそんなことされたことない)
一瞬、
はっまさかお金を要求されるパターン?と、
ニコニコ嬉しそうにもっと食え食え言ってくれたオジサン達家族を疑ってしまい、
申し訳なく思ったり。。
水もすすめられ困ったのだが、
これは断れない状況だわ、、ええぃっままよっ!←あー日本人^^;
と、ぐびっといきましたがお腹平気だった… ほっ 
幸い水道水でなかったか、私のお腹が順応したかだなぁ〜
    
3日目は牛を祝う、と言っていたのだと思う…
あちこちで牛コーラムを見ました。
あと牛糞剣山ね。牛糞に花を刺して飾る。
牛からのものはすべて神聖なものなんです!!
が、シュール過ぎて載せれません ^^;
牛はもうそこらに居るのが日常なので写真もないです。
うちの近所、牛舎(と言っても日本みたいにちゃんとしてなく野放し)があり、
窓からも放牧されてるのが見えるので、毎日何度もウシウシウシウマウシなのです。
最近ウマも多い。何用だろうか。
    
このところミルクマンを待ちぼうけするので、
こんなに近いなら牛舎の家族から直接ミルクを買った方が、
酪農家族も儲かるし私も近くて良いやん!!
と思い身振り手振り聞いてみたがダメって言われた。。
なんでこういうとこに融通きかせんかねー ^^; インド人の価値観理解不能。
どうせ殺菌チェックなどなく、
乳から絞りミルクマンとこに売りに行ってるだけなのにさ〜
    
もはやとても不潔で臭い状況下を前にしても、当たり前に飲み食いできるようになっており、
こんな糞尿くっさい、かつウンコの横で私ったら歩き食いしてる!!と、先日ハッとしたりして… 
インドでは鼻が麻痺するみたい。感覚全体麻痺か…?
良い香り!と買って帰ったお香やアロマオイルがきつ過ぎて、
日本では酔っちゃう ^^; 
今年は香りないな〜?くらいのを持って帰ろうと思います  笑
    
地元の人たちのお祝いする姿を感じたくて、
3日目はギリヴァラム、お山の周囲を回りました。
今シーズンまだ二回目… 
いつもの5時出発を早めて出たら、すごく良かった〜  
朝のエネルギーがすごかったです。
考えようにも何も考えられないし、
宇宙に引っ張られて地に足がつかない感覚。
日差しが強くなる前にゴールできる、全くすっぴん女の心配も拭ってくれます(笑)
   
途中、美味しいと評判の食堂でポンガルも食べました。
確かに美味しい… サンバ、うま…
アシュラムのと同様、ナッツ入のオイリー(たぶんギー)なリッチタイプ。
メニュー見ずにチャヤまで飲んだら、お会計80RPもしてビックリ!!お金持ってて良かった〜 ほっ
と言っても日本円で160円程度なんですが^^; 
いつも食べてるとこの三倍以上なもんで目玉が飛び出ました。
私のインドでの生活水準はこんなです^^; こんなでないと、インドに半年はいれませぬよ。
生きていく上で、私の肉体を維持するのに本当は一食で良さそうだが、
旅行気分でチャラッとしたものも食べたいのです(笑)
   
アシュラムでも書かれていました。
華やか〜
   
アシュラムのナンディもお飾りされプージャがされていました。
眉毛に目に、顔が描かれていますね…
   
Cow Lakshmiのサマディにて。
   
バガヴァーンのリンガに向かう小さいナンディ(可愛いの)も、
きれいきれいしてもらってました。
    

タミルの人々にとって、実りある年でありますように。
   
   

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