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2016年9月17日土曜日

好きなことをして生きなくてもよい



こんにちは。
台風が来て、すっかり寒くなりました。お元気にお過ごしですか?

今年はヨガのお仕事がなくって、インド資金どーしたもんか、
と、四国の島に出稼ぎに来ておりました。
ひさしぶりに8~9時間拘束のしごと。
いまだにこんな安時給で人材をこき使う会社があることに驚きましたね。
時代錯誤もいいとこ。ナンセンス過ぎるっ
(時給安いからのんびりだろ、と思ったのが間違いでした、、、^^;)

いや、日本ってまだこっちが大多数なんだろうな~、、、
10年前となんら変わってないやん。
すっかりそういう生活と無縁で暮らしておったし、311を経験して、
きっと日本も変わったのだろうと錯覚を起こしてしまっていたらしい。

ごめんなさい。
日本の社会で働く皆さんの大変さを身を持って体験しました。
で、
だからこそ身体こわせないし(こういう会社は自己管理がなってないって責めるのは承知の助)
せっかくインドで培った感覚を失いたくないし、(こっちが人生で一番大事なことだし)
で、
毎朝5時起床、瞑想とヨガを2時間弱、そして出社、
という生活をしておりました。
おかげで、つまんない仕事もなにかしら楽しみを見つけて、
適当にやってました。
会社おもしろくないひと~ ヨガと瞑想おすすめよ~ 笑
不健康になったら、それだけで面白くない仕事が倍おもしろくなくなるし。

昔、興味のある内容だったので、いけるかな、と思ったけど、
どうも色んなことへの興味が失せてしまっている、と気づきました。
前回のログの、旅への興味が失せた、然り。
興味も人間関係も、とてもシンプルになってきた。
多くを持つ、ということに価値を見出ださない。
友達100人美学や、旅した国の数とか、本当にどうでもいい。
すべてはただ、移り変わってゆくだけのもの、そこに真実はない、
でも、
ということは、つまりは、
すべての根底に真実が在るっていう結論なんですけどね。 

私が特に興味ない、やりたくない仕事を今年することを決めた理由は、
この数年、教えをフォローしているラマナマハルシの本の言葉、
どうしよかっな~と思っているときに、ちょうど出くわした一説。

「 彼(ラマナ)はこのカリ・ユガ、つまり霊的な暗黒時代に、
孤立状態ではなく世間の状況にしたがう道を説いた。
そして彼は、彼自身がアーシュラムのすべての規則に順応するという模範を示すことで、
彼の帰依者たちに、自分の気性に適さないような条件にしたがいながらも、
真我を覚えているようにと身をもって強く説得したのだった。」

9時間拘束、本当にやりたくなかったけど、どんな環境に身をおいていても、
自分が何者であるのか、この変わり行く肉体、心なのか問い続けるには良い環境、
良い修業になりました(^^)
そして、毎日真面目にヨガをやって、身体はもちろん柔らかくなるんですが、
それと霊的な成長はなんら結び付かない、ということも明確になりよかった。
ますます、ヨガに対するエゴが小さくなった気がします。
エゴからの解放は結局は自分を楽にしますもの。

「好きなことをして生きる」ことが美学となっている昨今ですが、
自分の捉え方次第で、いかようにもできるということ。
好きなことを必死で探す必要はないと思います。
それだけマインド(心)は変わりやすいものなのです。
今この瞬間から始められる、ラマナはそう教えます。

私の場合は、好きなことをする人生を求めているのでなく、
どんな環境に身を置いていようと、いつも真実(我々の本性である幸福、愛)と
共に在れること、それがこの人生の目的、勉強の目的となっているので、
こっちかな。
もちろん好きなことができるに越したことはないけれど、
好きなことも、嫌いなことも、ぜんぶ神様から与えられるものだから、
好きなものだけ受けとるのはワガママかな、と思うし成長がない気がする、、、

というわけで、
ヨガを伝えることにもますますこだわりがなくなってきているところに、
(肉体の健康には非常に良いので欠かさずやってますけど。)
お声かけていただき、
10月からふたたび昨年の沖縄、小浜島でしばしの間、ヨーガのガイドをすることになりました。
この流れ、ラマナ(真我:インナーグル)からのガイドと私は感じています。
沖縄は縁がないと思っていたんだけどな、、、 
与えられるがままに受けとるのも修業ですから。
「はいむるぶし」というホテルでレッスンしています。

どうぞお出かけくださいね(^^)

、、、それに伴い、時間もできるのでブログの更新もがんばります。

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