花曼荼羅。美しいものを見ると時間が止まったような感覚になりますね。。
ここポンディシェリの街では、
大音量のチャンティングやキールタンを聞きません。
オレンジの布をまとったサドゥさんや、スワミと呼ばれる人たちも居ない。
なので、
インドっぽーいヒンドゥの雰囲気を味わいたい人には向かないかも…?
クリスチャンも多いエリアのようで大きな教会も多い。
もちろん地元の人たちは、男性はドーティ(腰巻)姿、
女性はサリーやパンジャビドレスでインド人、
道端に野良牛(少ない)や野良ヤギ、野良犬、それら生き物たちの糞が道に転がってたりはします。
たまにショートパンツのハイカラなインド人おばぁちゃんも見かけます。
あと白いショートパンツ白シャツの制服で、頭に白いターバンをした女学生たち。
自転車で颯爽と通り過ぎるたび、はいはいハイカラさんが通るよ〜と言いたくなる。
なんの学校でしょうか。
見た目は日本人みたいな薄い顔の子供が好きだけれど、インドの田舎の子どもは純粋で可愛い。
真ん中の男の子の表情ったら…ぷぷぷ。。
TVも携帯もInternetもない環境で満ち足りた笑顔。
(観光地ど真ん中では金くれ〜と言われるけれどローカルサイドでは言われません。
お菓子ちょーだいっとたまに言われるくらい)
静かに、祈ったり瞑想する場面を見ることが多いこの土地。
瞑想しにきたの?、瞑想しておゆき、瞑想するのに良い場所だよ、
そんな声をかけられます。
インド人がヨーガという時、それは瞑想を指すことも多く、
リシケシのような外人相手のヨガビジネスが流行っているエリアや、
(肥満解消にと富裕層が通うスポーツクラブがあるようなデリーなどの都会もそうかなぁ)
外人が教えてるヨガセンターで呼ぶところのヨーガは、
その多くをアーサナととらえて良さそうです。
フランス人、Motherのdevoteeが多いからかしら。
南インドが全体的にそうなのか、静かです。
さて、私は食の環境が変わると、貧血に陥りやすい体質らしく、
菜食に切り替えた時も、
よく眩暈に襲われて気分が悪くなることが多かったですが、今回もキタコレ。
朝起きたら天井がぐるぐる回り気持ち悪くて視点が定まらない。
フルーツの量が増えて、玄米を食べてない、ふだん摂らない乳製品などが増えた、
前日の食事が、スパイシー&激甘(お砂糖の)だったのと生理前も重なったからだろう。。
血が、血が薄い… 血が、血が足りぬ…
ヨガ(アーサナとして使用。まどろっこしーねー)もする気が起きない。
横になって、朝の瞑想Timeまで様子を見る。
起き上がれそうなので、瞑想ルームへ向かい座ってみる。
誰かがファンをびゅんびゅん回している。寒いー
(朝晩は涼しいポンディ。昼間の陽射しも暑さもバリほどじゃない。)
鼻がつまる、喉がつっかえている、不快感がそこかしこ。
色んなことが気になり、考えが散在する。
ところが、
坐ってしばらくすると、ほんわりと身体全体があたたかくなってきた。
とらわれた考えの波がゆらゆらと目の前を通り過ぎてゆく。
普段の意識的な思考からは浮かばないアイデアが見えてくる。
(↑ 私はこれをインナーグルとかspiritual guideと捉えています)
気がつくと、ただくつろぎの中で漂い、
気分の悪さも、鼻づまりの不快感からも眩暈からも解放されていた。
30分経つ頃には、全体的に良い気分。
それからじんわりとヨガ。
一人でやるとシャバアサナがすごく長くなっちゃう。
昔はじっとしてられなかったのでシャバアサナ苦手だったんですが、
今は一番好きだ〜 大地に沈み込んでゆく感じ。
私という真我が大いなる存在と一体になり溶けてゆく感じ…
瞑想って素晴らしいですね〜
特に、こういった毎日清められ、瞑想だけをし続けている場所というのは、集中しやすいように思います。
場の氣が手伝ってくれます。
ヨーガのアーサナの効果にも感激していましたが、
この数日は、瞑想の力にも感動しています。