パリを思わせるポンディシェリの街角にて。
旅は道連れ、世は情け…
というわけで、お宿で一緒だったドイツ人のルイスさんに誘われて
車で2-3時間のTiruvannamalaiにやって来ました。
ルイスとはランチタイムに一度すこしお話しただけ。
(English Speakingが苦手な私は、
きほん一方的に必死で皆の話を聞いてるか、
諦めて自分のファンタジーの世界で遊んでるとこを想像してね)
にもかかわらず、
お家を借りて住んでるので泊まりにおいでなさい、と。
社交辞令(ドイツ人は日本人に似てるって言うし)かと思っていたら、
後日わざわざ、あさって帰るから一緒にタクシーで来るなら案内するから
泊まりなさいと誘いに来てくれた。
世界万国でヒキコリ、
かつ人付き合いが得意でない私は長いこと悩みました。
泊まるってことは、四六時中、細かな意思疎通もままならない、
文化も違う知り合って間もない人間と居なきゃならんってことだからね。
日本人の「空気を読む」というのもストレスを感じる私が、
24時間異文化交流@他人の家とか
プレッシャーで便秘になるだろうなぁ、と。 。
しかしウダウダ考えるのに疲れた
&ルイスのあの楽しそうな顔が曇るのは悲しいな、、
えぇい、ここはインドだ、ままよっ、と面倒くさくなり&南の風に押されて
行ってみることにしたのでした。
ちなみにルイスって名前から男性を想像する方もいると思いますが、
高校生のお孫さんもいる、パワフルなご婦人です。超元気。
うちの母親より10個近く年上とか信じられん。
もう10年以上も一人でインドにか通い続けているのだとか。
アンボリのアシュラムで出会ったエレナさんも、
かなーり素敵で気の利くご婦人だったけれど、ルイスも然り。
私も彼女たちみたいなおばあちゃんになりたいなぁ。
若者を元気づけられるひと。
友永先生もそう、若い人たちに元気になってもらいたい、と伝え続けていらっしゃる。
自宅でラップトップに向かうルイス。
クウネルとかに出てきそうな、
ところどころにルイスのお気に入りが見える小さくて平和なおうち。
あさ8時に待ち合わせして、途中で朝ごはんを食べて行きましょ、と。
タクシーに乗り込んで、お腹すいてるかな〜と、バナナを差し出したら、
めっちゃ渋い顔をされた、オレ。。
さっそく場違いなことをしたらしい。。
バナナ、スウィートスポットだらけやったしね…
(私は黒いバナナが甘くて好きなのー!ケーキにするのも黒いのが美味しいのー!)
美味しい南インド料理の食堂@一人では入らないであろう薄暗い店に連れていってもらい、
シンプルなドーサを注文。
小さなワッダ(豆の粉のドーナツみたいな)もついてた。
ルイス、さすがインド歴長し。
ぐちゃぐちゃと混ぜ込んで右手で食べます。
西洋のお方がぐちゃぐちゃするならば私も、と久しぶりの手食い。
ドーサは手でちぎるのが難しいねぇ。。
タクシーで走ること2.5時間。
ティルヴァンナマライのルイス宅に到着。
ルイス、はきはき動いて
お手伝いさんのアルーにチャイやランチを作らせたり。
南インドの家庭料理、美味しくいただきました。
その後もルイスの「お気遣い」は素晴らしかった。
インターネットでメールチェックする?とか
お皿は洗わなくていいのよ!とか
明日の朝、またこれ食べる?とか。
ドイツの方ってみんなこう?
「どうぞお構いなく」って英語でどう伝えたら良いの?
その後、ルイス、しばし昼寝。
(気を遣わせて疲れさせてしまったねー
大変申し訳なし。。)
そして今回訪問のメインディッシュ、Sriラマナマハリシのアシュラムへ。
ルイスはこの聖人と聖なるお山、アルナチャラのエネルギーに魅せられて、
すぐ近くに家を借りて毎日瞑想に通っているのだそうです。
それで私にもラマナのエネルギーを感じて欲しい、
とティル行きを誘ってくれたのでした。
一言で言うと、ラマナアシュラム、素晴らしい〜
シヴァナンダアシュラムに似てるけど、もっと自由な感じ。
写真どこでもオケー。ご飯ご自由にー。
ラマナマハリシ、前回の渡印で何度もお写真を拝見していたけれど、
どなたか存ぜずじまい、ようやくお目にかかれましたね、という感じ。
ここもまた、多くのインド人、外国人が出入りしているにも関わらず清潔が保たれている。
オーロヴィンドアシュラムと違い、よりインドっぽい雰囲気。
ギーの香りに酔ってしまう。。
サマディーホールで歩く瞑想をしたりなどして、
スカンダアシュラムという山の中腹にある、
ラマナが瞑想した場所へ向かうよう促されここでルイスとひと時のお別れ。
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