-----------------------------------------------------------------------------------------------

2013年11月23日土曜日

Short trip to Tiruvannamalai 2

聖なるアルナーチャラをアシュラムからのぞむ。
     
前回のつづきです。
  ∞  ∞  ∞
ルンルンと歩きながら、
すれ違うインド人や外国人たちに、にこやかにHi!などと余裕こいて20分。。
   
あれなんか遠いかも…?
わたし的にもう着く頃だよ?
このゴロゴロ石だらけの道を裸足の人が多いからすぐでしょと踏んでいたのでした。
    
すれ違う人も居なくなってきて、
ときどき犬、ときどき猿…
写真など撮ってる場合か日が暮れる、とペースアップ。
息がきれる。汗がしたたる。
    
汗だくでSkandashramに到着。
さっと見てさっと下ろうと思いきや、インド人の青年に瞑想するよう促される。
まずこっちの洞ね、次こっちの部屋ね、と。
中はかなり狭い。
欧米人のカップルが
(男性は上半身裸にドーティ姿、タトゥーいっぱい。
女性は上下白で、首や手首にマラをジャラジャラと。
リシケシとかでよく出会うような雰囲気の、と言うと想像に容易いでしょうか。)
瞑想している。
狭いし暑いし入らんでいーなぁ。。
と思ったけれど、後から来たインド人カップルも
入れ入れ、と言う、、、
仕方ないのでしばし坐り、
次の部屋ではびしょ濡れの石の床に、
先ほどの青年が汚な目の布製座布団まで用意してくれる。
インド人カップルも座らぬのに、何故純日本人に勧めるのじゃ〜
坐るものの瞑想の余裕なし。
床を綺麗に拭きあげたくてたまらない日本人魂。
    
ここもラマナの瞑想したとこ。ここの雰囲気は好きだった〜 
誰もいなくて自由だったし。
     
さっ急いで下るよっと思いきや、手招きする青年。
いやいやながら着いてゆくと、もはやちょっとした登山道。。

矢印に従って登ります。
    
青年はどんどん進んでいくので、引くに引けず、
滑るので身を低くしたり這いつくばったりしながら彼を追う。
あぁ…ビーサンでなくて本当良かった…
バガヴァーンの思し召しや〜ありがた〜
    
説明を聞いてる余裕はなかったけど、おそらくラマナが瞑想した場所。
こんな神聖な場所にまでゴミが散在してるとこがインドだよなぁと思う。。
   
はぁはぁと余裕なく息を切らす私に、裸足で余裕しゃくゃくの青年は、
しばらくここで瞑想しておゆき!ぼかぁゴミ拾いしながら戻るから!
と言い残し、
来た道(険しい山を遠回りして斜めに登りますよね)でなく直下に下っていったのでした。
恐るべし、インド人の足の裏。
羨まし、天然の滑り止め。
    
一息ついて、私は遠回りの来た道を帰りました。
腰ばきしとる場合か、とズボンをしっかり引き上げ裾を折り、
ふだん自分でもなかなか聞かない声を発しながら、
Tandhin(丹田。ルイスが言ってて可愛かった)を意識しつつ四肢をフル活用して。
もはや、
靴擦れの痛み < 落ちたくない気持ち
足が痛むか痛まないか、すべて自分のマインド次第ですね。。
   
写真じゃわかりにくいけど結構急斜面。
滑って落ちたら、死なないまでも数本複雑骨折しそうな感じ。
   
あぁこの感じ。なんでも有のインドって感じ。。
日本の観光地やお寺で、
サンダルでここはないよね!っていうこの感じ。
    
下山途中でスカンダアシュラムを閉めた青年が追いついてきて、
ドネーションしてくれたら君のために、明朝、頂上に火を灯してあげるよ!
と言う。
    
ルイスからお金は持っていかない方がいい、と促されていたので銭無し。
私が銭無しと知ると、じゃっ!とすごいスピードで下山してゆく青年。。。
いいね、この感じ。
日本人もこの感じで生きたら、精神疾患など半分以下になりそうですね。

アシュラムのスケジュール
    
ルイスと合流し、夕方のVedaチャンティングに参加。
お山の頂上に火が灯ると、皆がその火に手をかざし、
額に、口元に、そしてハートに手を当てる。
インドのこの感じ、やはり好き。
     
「 私はアシュラムで籠って瞑想ばかりして生きる必要はないと感じているの、
だって社会に生まれて生きているのだから。
目に見えるものはわかりやすく、
多くの人が、アシュラムのような外の世界にグルを求めてしまいがちだけれど、
いつもグルは内側にいるから、私はときどき他のアシュラムに出かけたり、
ドイツに帰るときはドイツ人らしく生きるのよ。
ラマナのエネルギーが好きでここに戻ってきているけれど、ね。」
ディナーを待っている間、ルイスがこのように言った。
(ところどころ聞き取り間違ってると思う)
私はmy spiritual friendsをいつもより近くに感じながら、
ルイスの話に頷くばかりでした。
    
アシュラムのディナーですよー
日本の皆様、きたない物ではありませんよ。
この葉っぱのお皿は初めてでした。
    
南インド料理ってあまり辛くないのかねー
こちらのアシュラムご飯も優しい味で美味しかった。
順番に配られるから全容が写真に撮れませんが、
この後、ほんのり甘いミルク粥みたいのが配られた。
写真の茶色いのも米で、甘いポン菓子みたいな。
右手でぐちゃぐちゃ混ぜます。
口に運んでは手についた食べ物を葉っぱに振り落とす。
葉っぱを半分に折って食事終了。
こちらのアシュラムでは全ての食事が無料で提供されていました。
(なので、もし行く人は食べ物を大切に、残さないように頂いて下さいね)
    
こういうアシュラムに来ると、インドの懐の深さを感じます。
インド人と同様に外国人も受け入れてくれる。
ご飯も瞑想もヨガもインド人と同様に提供してくれる。
こんな国、他にある?!
バリもすごく良くて好きなのだけど、外国人価格がしっかりあった。
それは極当たり前のことだと日本で生きてきた私は納得している。
インドがこの現代社会において、愛くるしいという意味で異例なだけ。
    
だからこの土地の人たちに感謝しなきゃね、
とバクシーシしたら、たくさん集まって来られちゃったので
辺りを注意して渡さねば、、と思いました。。。
     
すっかり暗くなりルイスのおうちに帰り寝支度。
熱いシャワーを!と思いきや、ルイス宅もバケツにお湯をためて使います。
今回のインドはこうゆうのなのね。。
     

小さな祭壇のある、
小さなリビングの小さなソファで、
ラマナやガネーシャに見守られながら、
あたたかい気持ちで眠りにつきました。
    
to be continued....
(ポンディでは引きこもりにつきネタがないので引っ張りますよ〜)
    



0 件のコメント: