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2013年11月18日月曜日

目に見えない世界が近いとこ


17日のフルムーンの夜は、行くつもりなかったけれど、
なんとなくまたもお宿のオーナーさんに後押しされるような形で暗やみの中をちとちと歩き瞑想へ、、、
    
19:30スタートで帰ったら9時前やん…
鬱々と出かけたものの、
ディワリの夜のように、家々の前に灯された優しい火に、嬉しい気持ちに。
みんなニコニコ楽しげ。
    
ここで終われば日本人的に嬉しいのですけど、
バンバン花火を鳴らしまくり、ファイヤー!道端で炎を燃やし、
わぁわぁお祭り騒ぎするのはインド人、全国共通のようですね…
    
乗り気なく出かけた割に、いざ土の上に座ってみたら、(屋外だった)
集まったたくさんの人の純粋な祈りに後押しされてか瞑想中うるうる。
ヴィパッサナ瞑想でもベラベラ喋るらしいインドの人たち、静かでしたよ〜
(東洋系の醤油顔のひとは私だけっぽかった)
     
これだからインドにまた来ちゃったんだろうな〜
事が起ころうが起こるまいが、生まれた時から当たり前に祈る人々。
祈りが寄り添う暮らし。
    
日本人は事が起こった時や事後にだけ祈る人が多いように思います。
あとはエゴイスティックなお願いごとがある時の神頼みとか?
    
私もそうだったし、今もなるし、
事が思うように行かない時には、
逆に神様とか宇宙とか大きなものを責めていた気がする。
なんで私だけこんな目にあわないかんのよって。。
思い通りで当たり前、なんて高慢ちきな気持ちで生きていたんだろう、
ヨガに出会わなければ、宇宙の流れとか、なるようにしか成らん、
とは思えなかったと思います。あー感謝。
    

帰り道には、海の上にまるいお月様。ごきげんの足取り。
月は、その強い輝きゆえに周りに虹のような輪がかかる。
一時間前と違う世界が広がっていた。
    
すべては我々次第なのだ。
そして全ては成るようにしか成らんのだ。
やろうと思えばなんでも出来るのだ。
   
Anything is possible if you want.
ちょこっとお話したフィンランド人のアンクルが何気なくこぼした言葉に、
うんうん、と心の中で頷き、
南インドの生ぬるく優しい風に吹かれながら、
ベンガル湾の力強い波に心奪われた。
    
  

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