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2014年1月5日日曜日

Happy New Year 2014 from INDIA


あけましておめでとうございます。
ご縁あるみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      
あたたかな新年をお過ごしのことと存じます。
お雑煮、御節、日本のお正月は美しい、楽しい…
と言いながら、こちらはボチボチ暑いので、
とても餅を食べる気分にはなれませんが…
やはり季節に合わせた食べ物なんですね〜  なるへそね。
      
調子にのって、お雑煮や黒豆や栗きんとんを食べ過ぎ、(母の味はやはり美味しいですよね!)
正月太りしちゃう典型的なダラゴロ大好き人間なので、
あえて日本を出ておきたかったりするわけで。
リセットするの大変ですのー
   
大晦日は導かれるように(まさにルイスの導きでね  笑)、
夜明け前からpradakshinaプラダクシナ(アルナチャラの周りを歩く)をしました。
初回なのでルイスのガイド付。
朝の氣だけでもパワフルなのに、おそらく山が、山が、すごかった、、、
途中、
ルイスのお喋りが全く頭に入ってこなくなり返事もままならず、
歩くだけしか出来ない、ふわふわした感じに。
(たぶん寝れてないことも手伝ってだと思うのだけど。
寝れてないのにやけに元気な日が続いて実はちょっと怖かった。
あまり食べてなかったし頭おかしくなるんじゃないかと、ね^^;)  
     
ともかく…
ちょっっ…すっげーな!!アルナチャーラ!
…お聞き苦しく感じた方、すいません、
あと10年くらい心の声はこの言葉づかいかも… 
    
日本人のブログで見ると一周14キロ、
タスマニア在住の蘭人テオさんの話によると16キロの道のり。
たくさんのサドゥーさんたちが、
朝のチャイ代くれー!チャイ代くれー!マー!と寄っていらっしゃいます。
幹線道路が工事中とかでバスやトラックも多くダスティー、、
私はこれだけで、たまにでいーや、と思うのだけど、
ルイスは週2、テオは週3とかで歩いてるらしい。。
すごいねー おばさまおじさまは。
あたしゃ甘ったれの現代っ子だょ無理だょ。
       
途中ルイスお勧め茶屋でチャイを飲んでひといき。
小さな甘味を包んでもってきてくれてた。
この感覚でルイスと気が合うと思うの。
私もプチおやつ持参するか迷ったし(笑)
      
さらに歩をすすめ、
この小道は静かでお気に入りなのよ、と脇道に入り、朝ごはんを食べに寄りましょうね、と。
食べるの大好きルイス、やはりそうきたかー!(笑)
我々の親以上の世代(戦後生まれ)って、食べると力が出る、
病気の時も食べる、のが万国共通なのかなぁ。。
うちの母親も、栄養不足でアレルギーが出ると信じてるもんなぁ。
     
私の胃腸は前日の食事から、
16時間以上空けて食べると調子が良く過ごせるので、
すでにチャイwithプチおやつで満たされてたんですけどね、、
人間社会にゃ付き合いっつうのが存在するわけで、
たまにだし、どうせなら楽しく付き合うのがmyゆる道〜
      
美味しくオニオン入ラヴァドーサ&ミルクコーヒーを頂きました。
Ananda Bhavanってチェーン店みたい、青い看板の、
ポンディにもあったレストラン併設の甘味屋さん。
甘味も買ったよ、もちルイスも。
オイリーでニキビできちゃたよ。
      
ルイスはそこからリクシャでズルっこするのが常らしくバイバイ。
ヨガしてないし、朝からオイリーなもの食べたし、私は最後まで歩くことに。
アルナチャレシュワラ寺院のあたりは、神聖さもくそもなく、もはやカオスでしかない。
マスクくださーい
よく週何度も歩けるなぁ、みなさん。。
一回目だから、カオスも興味深く歩けたが。
      
在住日本人の方は、
カオスを避けるべく朝3時半から週に何度も裸足で歩いていらっしゃるそうです…
雰囲気がやわらかな方がそういうことをなさっていると、
頭が下がるというか、、謙虚さって美しいなぁと思う。
あたいも、がむばる、謙虚さ。
     
周りを回ることがgood karmaの積み重ねになるらしく、
チベット仏教のマニみたいなものかなぁ。
もちろん裸足で歩くのがbetterなのだと。
そんなんタパスやー  
もち糞やゴミや石だらけなんで、裸足は最初から論外ですfor me…
     
翌新月に向けて、午後から翌朝にかけ断食しようかなと思ってたが、
あっさり、あーた無理よ?とお腹が音を上げたので、
チャイを飲みにいき、夕刻頃アシュラムへ。
   
んとねー
ひとり108太陽礼拝をできる根性は持ち合わせておりませんので、
108周サマディを歩く瞑想することに決めていたのでした。
      
意外と長かったナ、108周。。
チャンティングの時間と重なってしまい、混み合うなか、スタスタと歩き続ける。
なかなか集中できず途中からマラを使って歩く。
アヤッパの集団に巻き込まれると、上体裸だから体臭がキツイー!
など心の不満も漏れるし、
カウントするたびに人間の欲ってこんなにたくさんあるんだ…いや、実際はもっとだな…と。。
      
汗ばみ、喉がかわき、トイレにも行きたくなるがひたすら歩き、
ついに108周目!
最後はゆぅっくり噛み締めて歩きました。
太陽礼拝でもそうだけれど、途中、心の葛藤が生まれ、
でも同じことを繰り返してるうちに不満も楽しさも何もなくなってゆく、
無心
それが起こりました。
最後は可も不可もない穏やかさだけがあった。
      
かるい足取りできらきらと一人出口に向かうと後ろから、
キャナコゥ!
と声をかけられ飛び上がる。
欧米人の皆さんは、
この  カ  ナ  コ  という単純な三文字を複雑な発音になさる。なぜですか。
コナーカ、とかね。んー惜しいっ
     
振り返ると、
先日カフェでお喋りした豪在住仏人の旅人がニコニコとバイクに乗っている。
パーティーに行くのかい?
と言うので、いや眠いから帰る、と返すと、
休んでから行くんだね、
と返され、いやいや朝まで寝ます。
(この爽やかな気分をバカデカイ音楽や花火、多すぎるお喋りで壊したくない)
と、別れを告げる。
    
家に帰り、いつも通り床を拭き上げ、お湯を浴び、
一年間ありがとう、
といつの間にかインド化した、カサカサの足に丁寧にクリームをぬりこみ、
あたたかな気持ちで床についた。
    
   
案の定、
花火の音が響き目が覚め、時計を見ると0時過ぎ。
例年のごとく、うとうとしながら新年を迎えた。
    

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