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2013年12月31日火曜日

ゆくとしくるとし徒然なるままに…2

サマディでのVeda chantingの様子。
奥におわっしゃいます金色に輝く像はヴァガバーンでございます。
強烈なお香のかおりに酔う…
     
狭い部屋を前に、
新卒就職で上京した時借りた社宅を思い出しつつ呆然と立ち尽くす。
荷解きもせず、まず最初にしたこと。
雑巾掛がけ〜
タオルを引っ張り出しチョキチョキ雑巾サイズにカット。
     
前にアツく語った通り、数回にわたり床を拭き上げました。
ほっこれで落ち着く。。
とかく体調不良時というのは、
不潔なものが健康時の100倍不潔に感じる、
普段なんともないにおいが100倍強く感じる。
せめて自分の寝床周辺は、安心して呼吸して横になりたいの。
     
ポンディで買ってきたnatural incenseを焚き、
バスルームのにおいもマシにする。
ポンディプロダクツのクオリティー!買い物はポンディに限ります。
    
その結果、非常に疲れまして、、、
ルイスとの約束もキャンセルしたんですが、
どうもアシュラムにdinnerを食べに行くみたいだったので良かった。。
疲れてるときは、いつもより夕飯必要なし。
     
さらに試行錯誤、模様替えもして快適になったよ〜い
と思いきやレイアウト変更で蟻の巣をつついてしまったらしく、
ルイスに借りた薬剤をまいたら、毎朝大量の蟻さんが寝床周りで昇天されており、
毎朝ショック。。。掃除、いや葬儀?から始まる朝です、、、
うわーんブッダじゃないから蟻に登られたら無理よ。。
    
この石の床とゆーのは、どうもdustyになりやすいらしく、
朝晩二回の拭き掃除が日課。
集中するし、掃除というのは成果が目に見えるので楽しい。
すごくZen道ぽく気に入っていたりします。
     
これまたAbhati-sanが言っていたけれど、
我々日本人というのは、崇拝する目に見える対象、神様の銅像とかがなくても、
例えば、この掃除の中に信仰を見出すことが出来る類の人種らしい。
この意見にすごく納得。
      
ご飯を食べる時も同じことが言えるように思うのです。
米粒ひと粒ひと粒に神様が宿ってるとか言いますよね、(私より若い世代は知らないかなぁ)
そのためなのか、
私は米粒ひと粒のこさずお皿きれいに食べる。(家庭環境の影響もあるのだろうけど)
インド人や外国人は、けっこうお皿のあちこち米粒つけたまま、ご馳走様する人多し。
気になるよ〜 神様まだいっぱい!って。
     
前に禅の合宿に参加したとき、
食べ終わったら、全ての器にお茶を注いで食べカスを綺麗にし、
お茶碗に注ぎ飲み干し、あとは布巾で拭いて器を洗わない、というスタイルだった。
我々日本人は、
元々は食べる行為の中にさえ神を見出せる種なのだろうなぁ、
と思ったのでした。
           
お腹いまいちだし、
ちと西洋のかほりのする店でランチでもするかね〜と、
Siva Shakti Ashramの通りのDreaming treeという、
mostly organicと正直にうたうカフェに入ってみた。
外人好きそうだからWifi使えるかな〜との思いで。
      
お隣さんが食べてたサラダが美味しそうだったので、
smallサイズsaladと、レモンミントジュースを。このレモンミントの組合せが大好きなのだ〜 
バリで自分でやったらうまくいかなかったんだな、なぜかなぁ。。
      
値段見ずにオーダーしたら250RPもしてビックリ!WiFiも使えじ。
後で聞いたら、
ここはずば抜けて高いので長期インドにいる日本人は誰も行かないとのことです。。
      
食べてるときは良かったんだが、
生野菜とオイル、パンに塗られてた?
おそらくギーにまだお腹が対応できてなかったらしく胃がキリキリしてきた。。
しかし隣席の仏人2人組は陽気に、少し食べるかい?サイコーだよ?
とチョコケーキを勧めてきたり、
お皿なめちゃうほどだ!
なんて、じっさい舐めて腹の痛いワシの対応に困ることをしたりする。。
      
話の流れで、この一人の仏人が泊まってる宿を見に行くことになってまして、
腹が痛いのに帰れない、というジレンマに陥る。
お腹壊す感じじゃなかったので、バイクに乗っけてもらい、彼の宿へ。
(また初対面の男についてって!と思われる?彼はゲイっぽかったのさ。)
      
良い宿でした。ルーフ目の前ドーン!アルナチャラ〜♫(chanting風に)
2部屋とキッチン。filter water付。
      
部屋を見せてもらったとき薄暗くて、ベッドルームが奥だったので、
やばっゲイという勘がはずれ変な気でも起こされたら、
この人ガッチリしてるから勝てんなぁ、
など警戒心を持ちつつも、
(自転車屋のオヤジに手を握られて以来、インドでは自意識過剰でいくことにしました。)
オーナーのインド人がチャーミングで初対面ながら親近感。
     
宿の名前は知らないけれど、ドミニクさんがオーナー。サティヤカフェの近く。
Swami Chidanandajに似てて何か他人に思えなかった。(ということは、ゴパールジにも似てるのです^^)
     
私が慌てて探してると思ったらしく、もし今のとこに居たくないなら、
無料で数日居て、それから本格的に移動してきてもいいよ?自転車も貸してあげるから、と言ってくれた。
ちなみに一泊300RPとのこと。
(ぜんっぜんプッシュしてこなかったので怪しくないと思います。)
      
アルナチャラを眺めながら、ルーフで仏人の彼と話してる時、変な気分になって。
最初に彼が私を見たとき言ったこと。
I'm familiar with you. ここかプネーで会ったよね?
(ぜんぜん愛想良くなかったし名前も聞いてこなかったのでナンパではない)
この言葉と同じことを私も思ったのでした。
このひと知ってる人、兄弟みたいだなって。
前世で会ったのでしぉか(笑)
       
愛想はないが、親切にお店など紹介しながら帰りも送り届けてくれました。
久しぶりに下心のないジェントルマン!
でもまた名前が発音できないタイプだったので覚えてないぜ!
インドで帽子のデザイン業などを少しして、あとは好きな場所を旅してるそうな。
ビジネスちょっとでsmall moneyでちょうど良いんだ、と言ってた。definitely!!
若く見えたけど25年インドに居るって言ってたから結構年上だったみたい。
ほんと好きなことしてる人って老けないんですな。
     
ひとりウロウロと宿探し再開。
あちこち聞いて、(ほとんどawfulでした…)
やはりお腹いまいちなので帰路についたとこで、
日本人らしきひと、、しかしさっきのおじさんは韓国人だったしなぁ、、
期待せず聞いてみたら住んでる日本の方で、
時間があるから一緒に探してくれることに。
     
親切に食堂情報やアシュラム情報を教えていただき、
宿も数軒連れてってもらったりなど。
英語での意思疎通はできても、
細かいことってやはり日本語でないと伝わらんのだなぁ、、、
      
縁あってティルでお仕事されてて、ほとんど日本に帰らず海外にいることが多いそう。
ほんとこういうとこ来ると、
色んな生き方を選択できるんだなぁと思う出会いがたくさん。
     
日本にずっといると、
こう在って当たり前、という周囲からのプレッシャーに流されがちというか。
実際そう言ってくる人が多いしね。
     
最後に美味しいチャイ屋を教えてもらい、お茶をして別れる。
翌朝起きると、
置き手紙で宿情報あれこれを地図付きで書いてくださっていた!
      
親切な人に恵まれております。。。
「ありがとう」と唱えていたら、
ありがとうということしか起こらないと言っていたのは誰だっけ?
Chanting効果でしょうか。。
       
カラスの代わりに近所に孔雀が増えました。
     

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