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2009年6月7日日曜日

贅沢の定義

 
探検と銘打って、気分次第で知らない道を突き進むときがあります。
思いついたときに気ままに。
迷うのだけど、迷うという経験をすると道を覚えるから良いのです。 と、前向きに道に迷いに迷う時間。  
 
浄水通りあたりは、けっこうウロウロ迷いました。
高そうなレストランや、上品な雰囲気お菓子屋さんがたくさんあります。
 
むかしは高いもの=良いもの、贅沢なもの だと思っていて、
ご馳走してもらえる日には両手あげてバンザーイ!お腹いっぱい食べて大満足していましたが、
なにかがちょっと変わりました。
 
自分の体にとって本当に良いもの?必要なものなのかな?
一度立ち止まって考えてみると、案外、バンザーイ!なものでもないような気がしてきたのです。
 
  
 
食べ物のことを気遣い始めたときに、代官山のヨガスタジオでお友達になった方が
おうちに招いてくれて、あるお弁当をご馳走してくれました。     
それが写真のお弁当☆
 
このヨガスタジオで先生、生徒さん、良い人との出会いがたくさんありました。
だから私はヨガを好きになって続けてきたんだと思います。 この話は長くなるのでいつか。 
 
 
代官山駅前で、お坊さんが毎日バイクで販売しにきているこのお弁当。
玄米と無農薬のお野菜、豆類やキノコのおかず、という
言葉だけ聞くと質素なお弁当。
 
野菜は採れたてをすぐに調理、調理といっても、お醤油と塩の薄い味だけ。
食材の味が濃く美味しいから、薄味でよいのですね。
 
2人ともこのお弁当を食べきるのに2時間くらいかかりました。
それくらい噛み締めて食べたくなるのです。
 
口で味わう、というより体が味わい喜ぶ食べ物でした。 
  
ヨガアシュラムの全部オーガニック料理を体験したり、こういう食べ物を知ってから
今まで贅沢って言っていたものが、そんなに「欲しいもの」でなくなってきました。
  
 
もちろん、美味しいものは大好きなので喜んで食べるけれど。 ね。
 
 
欲しい欲しい欲しい、いつも何かを欲しがっていた欲張りの欲が少しなくなって
体も心も喜んでいる気がします。
 
このプライスレスな体と心の喜ぶ感じが、今は何よりの贅沢かも?   
  
 

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