「 感受性の強さからくる苦悩と孤独にはほとんど耐えがたいくらいに
きつい側面がある。
それでも生きてさえいれば人生はよどみなくすすんでいき、
きっとそれはさほど悪いことではないに違いない。
もしも感じやすくとも、それをうまく生かしておもしろおかしく生きていくのは不可能ではない。
そのためには甘えをなくし、傲慢さを自覚して、冷静さを身につけた方がいい。
多少の工夫で人は自分の思うように生きることができるに違いない。 」
という信念を、日々苦しくせつない思いをしていることでいつか乾燥してしまって、
外部からのうるおいを求めている、そんな心を持つ人に届けたい。
それだけが私のしたいことだった。
-吉本ばななの小説から引用-
ヨガを欲し始めた頃、号泣しながら何度も読んだ文章であり、
世の中に対して、私もこんなアプローチをしていきたい!
と、初めて社会貢献?への欲求を湧きおこさせてくれた文です。
ヨガを伝えていきたい!と、決心した動機はまさにこんな感じ。
以前の私は自分の感じ方と他人の感じ方が同じだと信じていました。
だから日々の中で、苦しかったりせつなかったりすることが多かったです。
自分自身の作った外の世界や他者に雁字搦めになっていたのですね。
ヨガを生活に取り入れることで、心身のバランスが取れて、安定し、
自分なりの感じ方を楽しむことができるようになり、年を取るごとに、毎日がおもしろくなってきました。
いつからか、いつでも何でも出来る、という意味不明な自由さと自信を感じるようにもなりました。
あまり体が健康でなかったことや仕事が肉体的に辛かったこともあって、
体から発する不安に心も影響され、将来に対して漠然とした不安みたいなものがあった覚えがあります。
自分と同じように日々のせつない気持ちを積み重ねて、
いつしか本当の自分が何者で、自分はこれでいいのか、またよくわからない不安にどきどきしている人たちに
元気になってもらいたいな、と思います。
もちろん、体の健康を意識した動きもたくさんやっていきますが☆
体の健康は心の健康! そして逆も然り。
双方向からのアプローチで、外から中から元気いっぱいキラキラになれるヨガをしていきたいです。
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