論文を書くのにこの本を読んでいますが、おすすめです。
ヨーガニケタンTTCの副読本で、今まで手にとっては、無理!!と避けてきたけれど
読むべきときになったら、案外すんなり頭に入ってくるものだなぁと思いました。
世の中に無理やりすべき何かってないんだろうなぁと感じる瞬間。
無理やりなときってたぶん必要のないとき。そういうタイミングじゃないとき。
でもそのときどきで果たす「義務」があるとしたら放棄してはいけない。そういう見極めをしながら生きていかないといけないですね。
まさにその「義務」と「行い」の話が書いてあるので、生きる上での助けになる一冊となるんでないかと。
詳しくはうちこさんのレビューを読んでください。
良い感じでまとめてくださっています。
バガヴァッド・ギーターで有名なあの場面(主人公アルジュナが軍の隊長として、敵対する自分の肉親を殺さないといけない場面でのクリシュナの、義務についての助言。)のことも取り上げてあって、わかりやすい解説本になっていると思いました。
action in inaction.
inaction in action.
上がカルマヨーガ。
私なりに理解できたカルマヨーガは・・・
カルマとは行為を意味する。なので「行為のヨーガ」
いま自分がしている行動、息をする・キーボードを打つ・他者と言葉を交わす、これら全部が未来の自分を作る。
良い行いは未来の良い結果の種。悪い行いは未来の悪い結果の種。
( 良い悪いっていうのは自分の心次第なので、本当は存在しないんだけれどね。だから自分の心にとって良いと感じることか悪いと感じることか。 )
誰かに八つ当たりすれば八つ当たりされるよっていう、誰かを騙せば騙されるよっていう。 それについて、良いと感じるも悪いと感じるも自分次第。
良いも悪いもない行動 → 無執着の行動を行うようになったとき、私たちはこの原因と結果の法則(カルマのリピート)から解放される。
良いことにも縛られている限り、まだ自由ではない。良いこと、楽しいことにも執着しないときに完全なる自由=幸福がやってくる。
無執着の行動とは、結果や報酬を期待しないこと。
行動そのものを「ただする」こと。 それが本当の愛。
何かしてもらいたいから愛するんじゃなくて、相手が自分を蔑んでもただ愛し続けるのが愛。
人にはそれぞれ今居る場所で義務がある。それをただ果たすこと。ただ働く。
頭と体をフルに使って働く。でも心は静かに、善にも悪にも偏らず、ただ目の前のことをやるだけ。
そうこうしてたら、ヨーガの最終地点、解脱になる。
だからポーズをせずとも世の中の人すべてが、日常の中でヨギーの目標にたどり着けうる。
うーむ勉強になる本だった。
確かに、今出会っている人たちって、過去の自分にそっくりだったり、過去出会った人と同じタイプだったりで、毎日の中で今の生での繰り返しを見ている気がします。
「自然」に試されているなぁ。自然は私たちを成長させてくれるために、色んなトラップをしかけているんだって。それが人生の山だったり谷だったり。
そう考えると人生はゲームっていうヨガの考えがしっくりくるような?
すべてのことから逃亡しても追ってくる~♪でも逃げた~い
0 件のコメント:
コメントを投稿