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2009年5月31日日曜日

eatrip

 
最近、食についてのなにかに、よく遭遇するので、そういうウェーブがぐいぐいキテいる気がします。
 
お友達ヨギーが断食していたり、マクロビのお話会を企画していたり。
そしてヨギーニ別冊の食の話題もタイムリーな感じで面白く読みました。
 
お友達ティーチャーの生徒さんで、お肉をやめられない、とか、すごくストイックそう・・・という
イメージも持っている方が多いと聞きました。
 
私も最初、ベジタリアンの話を先生に聞いたときは、えーっ!!と思いましたし、
断食している先生に会ったときも、ええぇぇぇッ!! と思いました。
 
食べることが大好きな私にとって、信じられない話!
ヨガはエゴや執着など、ネガティブな感情を捨てていく過程だと言いますが、
食への執着は死ぬまで絶対無理だろうな、と思っていました。
さいきん、やっと「絶対無理」の「絶対」が取れた感じw
  
 
 
うちの母親は、西洋栄養学の管理栄養士なので、小さい頃から、卵1日1個、牛乳最低コップ1杯、
1日に30品目以上の食材を食べなさい、と言い聞かせられてきました。
 
子どもの頃、お肉・お魚・卵が苦手な私たち姉妹にとって、厳しい母親だった覚えがあります。
二人ともアトピーや喘息、かなり痩せていたので、母親の命に従って
頑張って食べていましたね。 
 
冷凍食品やファーストフードも禁止されていて、友だちと話が合わないことが悲しかったこと、
二人とも、たまに買ってもらえるハンバーガーとフライドポテトが大好きでした。 
今となっては、良い方針の母親だな、と。
  
一人暮らし&忙しさ&今までの抑圧からの解放感で、ジャンクにはまってしまった時期も。。。
毎日食べてたときもあったけど、肌の調子は、乾燥・吹き出物など忙しいホッペ。 皮膚科に通っていました。 
  
  
ヨガと出会って、ようやく自分の口にするものを自分で選ぶことが習慣になった気がします。 
 
玄米菜食のマクロビを試した時期もしばらくありましたが、あまり体調が優れなかった、
なにより、気持ちが安定しなかったので、今はゆるくベジタリアン。
 
好きなものは我慢しすぎない。
ストレスが溜まると食べ過ぎるから、ストレスを貯めないことを心がけてつつ。
 
排泄までが食事なんだよ、と一度頭で考えて、体に言い聞かせ便秘のときは少食に。
消化の力があまり強くないのと冷えやすいので、アーユルヴェーダのセラピストさんの助言から
お白湯を飲むようにもなりました。 (まずく感じるときはレモンを絞って)
 
それと、食べるものもやけど、「食べる量」のこともアドバイスいただいてからは、
今の自分にとって食べすぎてないかな?と問うように。 体調の悪いときは腹7分目!
 
  
付き合いも色々ありますので、そのときは思いっきり美味しい博多の魚くんたちを頂きます。
それと、母親はやはりお肉・お魚、一日に必ず食べなさいな人なので、家族との食事のときも。
 
前は母親を説得しようとしたこともあったけれど、いつからか、
この家族のもと縁あって生まれたのだから、これも自分の義務なのだと受け入れるようになったような。  
   
もし体調も心の調子も良いのだったら、なんでも感謝して食べれば、いいのかなと思うようになりました。
人それぞれ体も心も違う、タイミングだって違うのだから。
 
 
トップの写真は今度公開される映画eatrip
見たいです。
福岡くるかなー・・・  
 
下の写真はヒヨコ豆のカレー。
甘味に林檎を加えたら、ルウなしで、今までで一番の味! ☆☆☆ ほし3つ 
 
 

2009年5月29日金曜日

インスピレーションのこと

インスピレーションとは、たまたまではないらしい。
 
 
 
というのを、本で読みました。  
そのことを伝えたくてスタジオのレッスンで、始まる前にお話をしたら、

ひっちゃかめっちゃかになりまして。
 

ちゃんと噛み砕いてないことは口にするもんじゃないね、という教訓ゲット☆ 良かった。
  

 
例えば、電話をしようと思っていた相手から電話がきたり、
思い出していた相手に、ばったり何度も会ったり、  
 
ということがあると思います。 
ここ数日、そんなことが続いているのでこんな話。
  
 
それは体でも心でもない、もっと深層にある自分の核=魂からのメッセージなのだそうです。
 
ヨガをすると五感が鋭くなって、さらに第六感が働くという言いますが、
五感も六感も越えて、七感・八感とオープンになってくるというイメージでしょうか。
自分に起こることを予知できる、みたいなもの? 
 
 
きっと何度も偶然出会う人には、なにか縁があったり (自分で引き寄せているというかも)
電話をくれた相手も自分のことを思っているから、それを察知してその人を思い出したりするのでしょう。 
 
 
ヨガの練習をすすめる中で、そういう偶然が多くなりました。
ヨガ的な考え方をすると、この世に偶然はなく、すべてはあるべくして起こり必然らしいです。
 
 
それは、良いことならばOKだけれど、

自分にとって嫌だと思うこと、受け入れがたいことについては、とっても反発したくなるもの。
あたしも長い間ずっとそうだったし、今も時々その拒否する感情と闘う日もあります。   
  
しかし不思議なもので、いつからか前は絶対受け入れられないと思っていた
(前の)自分にとっての嫌なこと、嫌な人、 が今では大きな問題ではなくなっています。
  
 
いつの間にか、本に書いている教えを体験させてくれるヨガ。
改めて考えると、とても不思議なのだけれど、

自然に少しずつ体に馴染んできているので違和感がない。
  
それでも、やっぱり今の自分には合わないこと、必要ないことってあるものです。
そのときはこちらの教えを参考に、なるべく心穏やかに乗り越えるようにしています。 
 
 
「 邪な人々というのも確かにいる。それは否定できない。
  ではそういうときわれわれはどういう態度をとるべきか?
  
  無関心である。
  
  『そう、そういう人もいるだろう。だが昨日の私もそうではなかったか?
   そして、今日の私は多少ましになってはいないか?
   その人も、明日には多少ましになっているだろう』
  
   彼に忠告しようとするなかれ。邪な人間というものは、まずそんな忠告は取り合わない。
   彼に忠告しようとすれば、こちらの平安が失われる。  」 
 
 -スワミ・サッチダナンダ著、インテグラル・ヨーガより抜粋- 
  
 
 
最初読んだとき、「 美しく書いてあるけど、要するに無視じゃろめっ! 」って思いました。  
ヨガはサイコーにポジティブで思いやりと優しさのある自己中な人格を作ってくれると思います☆
    

 
ついでにインドの聖人ババジの言葉にも
 
 「 すべての人を賛美しなさい。 もし誰かを賛美できない時は、
   その人をあなたの人生から自由にしてあげなさい。 」 
 
 
 写真は全然関係なくて、西新宿のLOVE

 新宿のくせに人が少なくって日光浴読書スポットでした。
 
 

2009年5月26日火曜日

分身


昨日の投稿を読んだ大阪在住のsoul mateからメールがきました。 
上の写真は添付されていたもの・・・
 
ん~?ウチの子か~?? と思ったら、彼女はサクラメントのマーケットでエコカゴゲットしていたそう。
注目すべきは、上にかかっている布。
 
こちらは某おようふく屋さんでお買い物をすると包んでくれるもの。
遠く離れた大阪に住みながら、似た景色を部屋で眺めていたとは。
 
 
  
3月に大阪に行ったとき、彼女ともう一人のsoul mateが
ホテルまで迎えに来てくれました。半年ぶりの再会。
 
二人を見たとき、なぜだかわからないけど、 あそこにも自分がおるなぁ~とポカンとしました。
そのせいか感動もさほどなく 笑
嬉しいのはすごく嬉しかったのだけどね。
  
通訳のAbhatiさんが日本人のスチューデンツ4人を見て、似てると言っていましたが、
きっと同じような中身の人間が揃っていたからだと思います。
 
自分の分身に出会い、魂の振動を感じる経験をしたたせいなのか
帰国するとき 「 さあ帰ろう! 」 と口にしたあと、
 
「 でも一体どこへ? 」という不思議な感覚が起こりました。 
 
   
それからしばらくして上京したとき、愛する恩師の一人、シータも同じようなことを言っていました。  
「 帰るところは、場所でも人でもないんだよね・・ 」 と。
 
   
そしてシータ先生はインドへ。
3ヶ月して帰国したと思ったら、すぐさま、またインドへ・・・  
 
私にシヴァナンダヨガの心地よさ、頑張らないヨガを教えてくれた先生で、
インドのアシュラムではティーチャー養成の指導をしていたようです。 
そういうのも何も言わずに飛んでいっちゃう自由な人。 
夏に勉強しにいくときは教えをもらえるといいな、と思います。
 
彼女の裏表のない思いやりのある物言いに、辛いときは救われました。
いつも思い出す言葉 ↓ ↓ 
 
 
「 でも、私はダメな自分も嫌いではありません。
  そんな等身大でいいって思えるしね。
 
   今日も明日も、いい日になりまように。
  いい日っていうのは、晴れの日とか嵐の日のことをだよ。
 
  つまりeverything is goodだね。 」 
 
 

2009年5月25日月曜日

エコバ

 

福岡に戻ってから、見かけだおしのエコバッグでなく、
ちゃんとエコバッグとして活用するようになりましたw
 
可愛いエコなものが好きなので、ついつい買ってしまいます。
最近はぐっとこらえて。
 
東京23区って、実はゴミ出しについては意外とゆるくて (上京するまで超厳しいイメージやったで)
ゴミ袋がなんでも良かったのです。
 (現在は変わっているかもしれませんが。去年秋までは。) 
 
ちなみに川崎市在住のときなんかは、分別についても超アバウトで、捨てたいときに捨てたいものを
お手元にお持ちの袋で捨てることができていました。
 
 
 
ところが、福岡に戻って驚き。
分別は割とアバウトなものの、ちゃんと市指定の袋に入れて出さないと持っていってもらえないじゃないか!
という経緯で、スーパーでもらう袋が必要なくなったというわけ。
    
NOレジ袋すると、その場で2円引いてくれるところやポイントをつけてくれるお店もあったりと、
なかなか良い感じです。
(私の印象では、エコに対する意識については都心の人たちの方が高かった気がしますが。) 
 
こういうことをきっかけに、少しずつでも意識する人が増えて
街がキレイになるといいな~と思います。 
 
 
学生時代は、ぜ~んぜん袋や牛乳パックなんて気にしたことなかったけれど
今も付き合いのある友人は、当時からエコバッグ持参・牛乳パックやプラ容器を洗って返却してました。
  
意識せずとも、自然に行動している友人を尊敬します。
私と仲良くしててくれて、ありがとうって感謝も。
 
良い行いをしている人と一緒にいると、やはり自分も自然に良い行いをするようになる気がします。
類は友を呼ぶってやつでしょうか。  
 
 
うしろのカゴバッグは、アメリカのオーガニックストアで無理やり買って帰ってきたものw
だって日本で買うと高いんですもの!
  
 

2009年5月24日日曜日

護国神社蚤の市

 
近所の護国神社で蚤の市でした。
 
しゃかりき張り切って9時集合!   ・・・いつものように30分ほど遅刻で到着でしたが。
大らかになったのはいいけど、時間を守れないのはいけないね。。
   
 
緑いっぱいのこの場所は、近所なのに初めて行きました。良いとこでした。
古道具やアンティークの食器や雑貨が立ち並び、見ているだけで楽しかったです。 
 
 
いつものことながら、
なぜ田舎に戻ってまで人ごみにいるんだろほー・・・
と早々に退散し大濠のラスピガでブランチをご馳走になりました。
 
そしてちょっとの昼寝を Zzz
 
 
    
緑の多いところにいくと、必ず虫に刺されます。
肌が弱いから、これからの季節、自然にいくときは対策しなければ。
 
 
ヨガで血がきれいになったから刺されやすいんだ!
って自負しているけれど、きっと違う。。。 
  
 

2009年5月23日土曜日

見る者

   
 
先月まで、かなりゆったりのんびり過ごしていたところが、
最近、完全なOFFがない状態で、常に何かをしていて、頭も心もせわしなくなっていた模様。
頭が冴えてしまって、ヨガをやってもなかなか眠りにつきにくい日々が続いています。 
 
   
もともとカッカッと頭に血がのぼりやすいタイプでしたが、ヨガ効果あってか
うきぃ~となることは減っていました。
  
が、昨夜、キャンドルの火をつけるのにライターが見つからないことに、うきぃ~!!  
たったそれだけのことで、気持ちが乱れていることにハッとしました。
 
気がついたら、忙しさに、自分の感情に飲み込まれていた。 
 
 
 
ヨガの練習を積んでいくと、そういう自分の感情や、感情的になっている自分を
客観的に見れるようになると言います。 
 
心 と 体、
そしてそれを見る者=真実の自分 
 
 
心と体は常に変化しています。
  
昨日は悲しかったのに今日は超元気☆ というふうに。
10年前は食べても太らなかったのに、今は食べたぶんだけ身になっている。 というふうに。
昨日のニキビが今日は治ってる~! というふうに。  
 
 
しかし、本当の自分はいつも変わらプラスでもマイナスでもない状態で、
ただ、それを見る者だとヨガでは言います。
だから、体と心に起こることは、大きな問題ではないと。
 
 
これが真実なのかどうなのか、私はどちらでも良いと思っています。  
ただ、
激しく一喜一憂を繰り返し続け、自分を責めたり、誰かを責めたりして、
心と体を消耗させるのは、自分にとっても周りの人にとっても心地よくないので
ヨガをやって、その真実の自分とやらに近付いていくことにしました。
 
  
ハッとしたその後は、キャンドルライトで半身浴瞑想。。。
無事にライターも見つかり、忙しくなりすぎていた心も大脳も本来の自分に近付いた気がします。
 
テンパってしまった原因のひとつは、たぶん冷蔵庫が壊れてしまったから。
明日からのお弁当を、どーすれば・・・  野菜たちやチーズや豆腐はどーなるの・・・
って、その小さな悩みにとらわれてしまっていたようです。  (いや大きな悩みだ・・・) 
 
 
少し冷静になって、残り野菜は酢漬けに =写真=
後ろの鍋は米炊き用。
炊飯器が壊れて以来、キャセロールや土鍋で炊くようになってからやめられません。
 
しかし冷蔵庫の代わりは難しいぞ・・・ 
 
 
 
 
( ※私の書いているヨガについては、シヴァナンダヨガの哲学がベースです。
   他のヨガ哲学では異なる言い方をしているかもしれませんが、
   ヨガで得られる心地よさや平和な気持ちは、どのヨガでも変わりません。 )
 

2009年5月21日木曜日

ヨガの先生


  
そういえば、週末は神戸から里帰りしていた同級生に会いました。
 
昔から友達をとても大事にする人で、どこにいても何年経っても、
それが変わらずにいて、尊敬している友人のひとり。 
 
こないだの関西旅行のときにも、大歓迎でおうちに招いてくれて
朝から可愛い朝食をご馳走してくれたりおうちの周りを案内してくれたり、見送りまで。
goodカルマ(良い行い)に感謝☆ 
  
 
バイタリティーに溢れ、優しさを持ち合わせた友人は一緒にいて笑顔とハッピーをくれます。  
  
ヨガはもともとポーズだけに留まらない、ライフスタイルの一つ。
なので、そこかしこに、すばらしいヨガの先生がいて日々そのものが勉強になっています☆
 
  

2009年5月20日水曜日

日々の暮らし


仕事帰りに大濠公園で待ち合わせして
ご近所六本松のデザートダイナーで夕ご飯。
 

この日は月曜夜で、お客さんは私たちだけ。
のんびりスウィーツまで。 さすがお店の名前の通り、デザートが美味しいのです。
  

今日は甘いもの気分じゃないって言いながらホットチョコレート&イチゴタルト♪
激甘ドリンクand甘ケーキ…  笑顔で完食♪ 帰宅後、腹筋決定~♪
 

最初の写真は、長崎土産のトマト。これは水分が出にくいそうでお弁当派には嬉しいおみやでした。
ビタミン美味☆
 

冷や奴が嬉しいね。
 

 ごちそうさまでした。
 

2009年5月18日月曜日

ヨーガ・キャンドルナイトat桜坂

 http://www.candle-night.org/jp/


6/20(土) 夏至前夜 20:00~21:30
ヨーガ・キャンドルナイトat桜坂
 
場所: cafe&gallery Andante3  (桜坂駅 徒歩3分)
 
持ち物: ヨガマットorバスタオル、座りやすい服装  ※汗をかくような大きな動きは行いません。
 
料金:  ¥1200  お茶付
      ☆マイカップやタンブラーをご持参の方 ¥1000
 
ご予約&お問合せ:  kumariyoga@gmail.com 
 
     
1000000人のキャンドルナイトのよびかけをきっかけに
キャンドルの灯りの中でヨガを行うことにしました。
エネルギーを節約することで、地球と自分自身に優しい時間を。
 
大きな動きのあるポーズは行わず、説明を入れながら呼吸法(プラナヤマ)と
リラックスできるポーズをいくつか行います。
最後に少しのあいだ、目を閉じて瞑想をします。
難しく考えず、ただ目を閉じて「今」の自分と向き合う時間をもってみましょう。
 
静かに目を閉じると、いつも忙しい思考と心が自然と落ち着き、
目をあけたときにスッキリ心地よくなります。
瞑想は、自分のことや周りのことを受け入れる気持ちにさせてくれます。
 
 
明日の元気な自分のために、そして未来の美しい地球のために。
OM☆shanti
 
(OMとは、宇宙のすべてを包括する神聖なバイブレーション。  シャンティは平和という意味です。)
 
 

2009年5月16日土曜日

かけがえのない出会い


 
夜のクラスを終えて、生徒さまを見送りひとりスタジオに残ってマントラCDを聞きながら
後片付けをしていると、なんだかシヴァナンダヨガfor only meをやりたくなって、
my own paceでさくさくっと早送りバージョンでポーズをやってみました。 
 

スタジオの正面にあるOMのロゴを前に5分ほど静かに座って終了。
 
シヴァナンダヨガじゃなくても良いよな~としばしば出る浮気心、
それでも、けっきょくここに戻ってくる理由で体中が満たされていました。  
 
頭の先から足の先まで、じーんと心地よく、足の裏からも何かあたたかいものが出る感じ。
それが忘れられなくて、その感覚が気のせいなのか確認したくて
シヴァナンダヨガをやるようになりました。
  
  
 
そしてティーチャートレーニングでのかけがえのない出会い。
それが今、私がシヴァナンダヨガを伝えている理由なのだと思います。
同期の仲間とともに、いつもそばにいてくれる人、それが通訳のお二人です。
 
 
 
   
 
最初のtranslator、Abhatiさんは、LA在住の日本人でした。
あまりに英語のできない私たちのために、スワミが通訳できる人を探してくれたのです。
彼女は自分の仕事を調整して、2~3日後にはyoga farmまで飛んできてくれました。
  
それだけでも自分にとっては大きな衝撃。
会った事もない見ず知らずの他人のために自分の仕事を置いてかけつけてくれる、
これまでそういうことを見ず知らずの他人にしていただく機会がなかった。 
    
スワミの、彼女はヨガのプロじゃないから、わかりにくいかも、、、との言葉は全くはずれ
授業でのスワミの言葉に、さらにわかりやすいように付け加えて、ほぼ同時通訳、
ハードスケジュールの講義にすべて同行し、japanese studentsをサポートしてくれました。
 
 
通訳のとき以外も、宿題のときも助けてくれたり、サットサングのとき、食事のとき、
話を聞いてくれ、話をしてくれ、精神的な部分でも私たちを大きく支えてくれました。 
 
さらに衝撃だったのは、彼女の食事の量が極端に少ないこと。
私たちの食べる量の3分の1程度しか食べません。(食事は1日2回) 
通常ローフード(火を通していない生のもの)ベジタリアンの彼女は、
その量でも食べ過ぎてしまって、調子がベストじゃないと言っていました。
 
だからって、すごく痩せているわけではありません。
彼女は太陽がくれるエネルギーを吸収して自分のエネルギーにできる、
とってもサトヴィック(純粋)な人でした。
     
また彼女のパートナーさんが、スワミヴィシュヌデヴァナンダジから
直接教えをもらった人物であることからも、良い波動をいただけたのかもしれません。
 
 
 
 
 
1ヶ月のトレーニングの半ば頃やってきてくれた二人目translator、Omkarさんは、
名古屋在住のスロヴァキア人でした。
 
彼は私たちと同じ、ヨガファームの卒業生で、サンフランシスコのシヴァナンダセンターで
スタッフの経験もある、ヨガの先生。
 
彼もまた、自分の仕事を調整して、わざわざ日本から飛んできてくれたのでした。
またまた感動。
嫌な顔ひとつせず、朝から晩まで私たちの相談にのってくれて
最後の卒業試験まで、ずっと励ましてくれました。 宿題もいっぱい手伝ってもらった。。。
   
唯一外出できた、OFFの金曜日に彼は私たちが楽しめるように気を配ってくれました。
それを自分の喜びと思ってやっているところが本当に尊敬するところでした。
  
また日本で暮し始めたときの話を聞いたときも、
ただ信じ続けること、
正直に信じ続けてオープンマインドでいたら、皆が心を開いてくれた、と言っていました。
彼もまた、とてもピュア。 成長のための努力=サーダナを続けている人でした。   
最後、お別れのとき、思わず皆ビックハグ!
  
  
お二人の愛ある行動に心から感謝と敬意を。
 
 
シヴァナンダヨガではカルマヨガ(行動のヨガ)を実践している人が多いです。
彼らもまた、交通費は自分持ちで無報酬。
私たちのコース料金に、追加料金は一切ありませんでした。
 ( たいてい通訳付のコースだと、プラス10万円ほどするようです )  
  
代々木にあるシヴァナンダセンターで教えを伝えている先生たちもまた、
無報酬、カルマヨガでレッスンを行っています。
  
 
 
家族や恋人以外に、心から大切に思える人、
自分のことのように思いやれる人、その幸せを願う相手、 

そのような、かけがえのない人との出会いや機会は、
皆それぞれ人生のどこかであるのだと思います。
 
私はたまたまそれがシヴァナンダヨガだったから、
シヴァナンダヨガに縁があるのだな~と流れにのって、今ここにいます。
  
 
今もときどきくる彼らからのメールの内容は、たいてい
 
「 いつもそばにいるから。あなたのことを祈っているから。 」という感じのもの。
 
きまって私が落ち込んでいたり元気がないときにくるので、
透視能力でもあるのか?! とドキドキしてしまいますが。  
 
 
なにも嬉しいこともない、むしろ嫌なことが多いときでも
なんだかhappyだな~と感じるとき、彼らが祈ってくれているのかもしれません。
 
 

=活力=活きる力 を教えてくれた出会いです。  
 
  
 
 
「 ヨガを通じて、ものでもお金でも医療でもなく、
  人の心に平和を増やすことで世の中を少しでも平和にしたい 」
 
スワミ・シヴァナンダ・サラスワティ
 
 
 

2009年5月13日水曜日

いつまでたってもアサナが苦手

 
おそらく ヨガ=ポーズの練習 だけだったら
続いていなかっただろうな・・・というくらい今でもポーズの練習は苦手です。
 
ヨガの目的を一言で言うと、解脱とか悟り。。
これは一生かかっても無理な気がしますが、心を穏やかにすることには
近づけるのではないかと信じて日々ヨガをしています。
 
 
激しく怒ったり、深く悲しんだり凹んだり、誰かを憎むことは
心の負担、ストレスを感じるので、できるだけ少ないほうが自分にとっても
自分と関わる人たちにとっても良いことだと思います。
 
ヨガの本に書いてあることの根本真理は、子どもでもわかる当たり前のこと。
誰かを憎むよりも愛し敬うほうが心地よい、とかそういったことです。
  
 
根っからの運動嫌い、ストレッチ嫌いとしましては、
( 正直、汗をかいたときの爽快感とかも、そんなに得られないし欲しない性質です
 )
アサナの練習をしなくて心穏やかに過ごせるものなら、そうありたいので
性懲りもなく、ついついサボってみることがあります。
 
 
しかし結局、あとから痛い目をみるのでやることになります。
やった方が、仕事のあと疲れにくかったり、翌朝起きてのスッキリ度が増したり、
腰痛・肩こりになりにくかったり、偏頭痛・便秘が減ったり。
 
人間は直立歩行により、重力の影響で、腰に圧をかけ静脈に負荷をかけ、
常に体に負担をかけ、歪みが生じやすい~云々というのを本で読んで、ひぃっっ!!となりました。
だからアサナなどの訓練でフラットな体の状態にリセットするのは良いことだそう。
ヨガポーズは老いの出やすい背骨を刺激するので、若返りの秘策なんですって。
 
 
  
おいおい自分にとって良いことたくさんなのですが、
ついつい後回しにしてしまうポーズの練習。
 
すごいポーズを一生懸命練習し、どんどん上達している肉体をもつ先生や
生徒さんを見るたびに羨ましくなります。
過去には、体に無理をかけすぎて怪我をし通院したことも・・・
 
出来ないなら出来ないなりの自分の良いところを認め、
自分なりに、努力を歩みを進めていくことこそ、まさにヨガ的な生き方、自分を知る、
ということなので、教える場をいただくようになってからは、
簡単なポーズを日々「続ける」ようになりました。
 
レッスンで「無理しないで」と言いながら、
自分が無理をして我慢していたら説得力ないですものね・・・  
   
ヨガの練習をして、怪我をして痛みに苦しみに心が乱れては、
本来の目的、意味からズレてくるのではないかと思います。
(痛みを快感に思っている人は良いのかもしれませんが) 
 
 
ぐいぐいやっていたときよりも、ポーズへの執着を捨てたほうが
楽にキープできるようになったという友人も多いので、
時に気楽にやってみるのもよいのかもしれません。
 
   
と、言いながら、また胸筋をオーバーストレッチみたいで激痛が・・・
いつ痛めたかわからず情けない・・・   
 
日々何時も、ヨガに限らず、自分が自分に対して無理をかけ過ぎていないか、
本当に楽しめているか、確認することが大事。 
   
 
2年ほど前、インドへ旅立った尊敬する先生の一人が、言ってくれたことです。
 
先生元気かな・・・  
 
 
  
 

写真は去年のクウネルカレンダー。
クウネルくんってば、やらかいっ
 
  

2009年5月10日日曜日

sivananda yoga @slow life shop わらく


少し先の話ですが、
6月に大名にあるロハスなお店でヨガレッスンをさせていただくことになりました。  

          6月13日  土曜日  11:00~12:30
            
           場所 : SLOW LIFE SHOP わらく (西鉄福岡駅 徒歩5分) 
             http://www11.ocn.ne.jp/~waraku/acces/index.html
            
           予約制 : お店にお問合せください。
                  tel : 092-741-8875
                  mail : waraku-ecopark@ninus.ocn.ne.jp 
                  ※定員2~3名での少人数クラスとなります。
          
           料金 : ¥1500
           持ち物 : 動きやすい服装、ヨガマットorバスタオル(体の下に敷きます)        
 
 
大学時代はるばるバスで天神まで買い物に来ては、大名のオシャレーな感じに
ソワソワきょろきょろ歩きながら、 看板だけ見たことあって入ったことのなかったお店、わらくサン。
( 当時は食べ物や着るもの、それほど気をつかったいなかったもので )
 
フライヤーを置かせていただきに伺って、いろいろお話しているうち
ときどきワークショップのような形でやってみないか、と声をかけていただきました。
 
アーユルヴェーダのオイルマッサージ(ヘッド)のワークショップなど、
ときどきされているそうです。
  
 
お話を聞くと10年くらい前から大名のあの紺屋町商店街にあったとのこと。
私はヨガを始めてまだ4年目で、ハーブティーを飲むようになったのや、ハーブオイルや
シャンプーなど使うようになったのも、オーガニックコットンなど気になるようになったのも
最近のことなので、色々詳しいオーナーさんの、お話を聞き新しいことを発見がありました。  
 
 
気になっていたものの、手が出せないでいた布ナプキン。
話を聞いているうちにますます興味がつのり買ってみました。 
  
ハンカチみたいで可愛いです。
まだ完全にはうつせていないものの色々と自分の体に良いことあり、
ゴミが減って地球に良いことあり、なので続けていけたらいいな、と思います。
   
忙しいとついつい自分本位の行動をしてしまいがちだけれど、

そんなときこそ優しくなりたいものです。
  





 

 

 

 
 
 
 
 
  
包みもゴミが出ないように、ホッチキスでなく紙に穴を開け、そこに切れ目を引っ掛ける形で
梱包されていました~   作っている人を尊敬! 
 
 
トップの写真は、友人からいただいた、ミスターキッチンブラシ。
皮つきのまま野菜を調理するときに土を落とす用です。
新ジャガってば、皮がやわらかくて美味しくて・・・
春になってからジャガイモ過剰摂取。
 
とまらないどうしよう。
 

2009年5月8日金曜日

満月


今夜から明日は満月のようです。
 
明日が満月ってするのかしら・・・ こまかいことは置いといて。
 
 
 
ムーンディといってレッスンをおやすみだったり、
穏やかな動きを行うクラスを行うスタジオがあるようです。
って、これはアシュタンガヨガで多いのかしら・・・
 
Sivananda yogaでは特に何も言われていないけれど、今まで教えをくれた先生たちは
満月のときは、体や心にいつもと違う変化があることがあるので、
注意していると話してくれた方が多くいました。
 
なので、受け売りですが、私も満月&新月を気にしていたり、気にしていなかったり・・・
今日はお腹が痛くてムカムカして、なんだかソワソワします。
GWにグウタラしすぎて、単に体がなまってるだけか
気候の変化や、新しいレッスンが始まったりで体が適応しようと頑張っているのかもしれません。
  
 
 
 
写真はヨガファームのシヴァナンダヨガアシュラム。(ヨガ道場のようなところです)
 
早朝の瞑想のあと、目を開けると丸い窓から、お月様が見えたのが印象的で、
写真を探したけどなかったので昼間の。
 
窓の両サイドにいるのが、グル(先生)である
Sivananda yogaを作ったスワミシヴァナンダと
その弟子で、世界中にシヴァナンダアシュラムを作ったスワミビシュヌデヴァナンダです。
現在、世界中のアシュラムでsivananda yogaのトレーニングを受けることができます。
    
  
 
都心のスタジオから続々とインドのアシュラムへ出かける人たちの話を聞いて、
自分にはとんでもないと思っていましたが、まさか行くことになるとはね。
インドは自信なくってカリフォルニアでしたが。
 
    

2009年5月6日水曜日

穏やかな時間

 
 
実家に戻ると、自分でも信じられないくらい眠ります。
普段は二度寝もしないし、寝坊もなくしゃっきりアラームの音で目覚めます。
やはりずっと暮らしていた場所で安心してしまうのでしょうか。
気がついたらウトウトしている感じ・・・
 
 
車から降りて、最初に聞いた音は鶯の声でした。
今もこの和室から聞こえています。   ホーホケキョ♪ケキョケキョケキョ~♪
それから新緑が風でそよぐ音。
穏やかすぎて、今にも眠ってしまいそう・・・ 

同じ福岡でも、
いま住んでいる福岡市内から車で2時間弱の実家はかなり田舎です。   
   
18歳で家を出るまで、当たり前すぎて気がつかなかったようです。
むしろこの小さな田舎加減に不満を感じていた思い出もあります。
  
今だから言えることですが、
家を出てみて、さらに上京して遠くに行ってから、色んなことに気づきました。
田舎娘の私には、過酷な日々ではありましたが良いチャンスだったのだと思います。
 
家族に感謝すること、思いやりをもって接すること、尊敬すること。
近くにいるとなかなかできませんでした。
  
  
うちはもう古い家で、ものがたくさんあって、決してステキなおうちではなく、
家にいるときは、そのことに対して文句ばかり言っていましたが、
今も変わらずきちんと毎日そうじをして、
花を飾っている母をすごいな~と思いました。  ( 写真は玄関の様子 ) 
 
 
実家だったり親戚のおうちだったり、田舎に戻ると
食え食え食え食え、と言われたいてい食べ過ぎて、ぐぅぐぅ眠って怠惰な自分が
顔を出すので長居はしないようにしていますが、
色んなことを思い出し、別の自分の顔を見ることができる良い時間です。
     
 
こうして全然かっこよくない家族と家と、不満なく向き合えるようになったのは
もちろん距離や時間を置いたこともあるでしょうけど、
かっこ悪い自分自身とも向き合えるようになったことも関係している気がします。
 
 

誕生日ということもあり、この季節が本当に好きです。
一年の中で短い時間ではあるけど、気持ち良い時間。 
   


ケーキたらふく食べました、とさ・・・
 
 

2009年5月1日金曜日

Chitta Vritty Nirodhah

 

ヨーガ・チッタ・ヴリッティ・ニローダ
     心   作用    止滅
 
ヨガの目的は、心の作用の止滅だと言われます。
(色んな訳し方があると思いますが、どんな訳をしてもその本質は変わりません。
 その本質自体を表現しているサンスクリット語で学んだほうが
 本来の意味を感じられるかもしれません・・・)
 
 
 
色んなことを考えたがり、ナーバスになりやすい私の思考と心。
レッスンの前はわりとナーバスですw 
もうすぐスタジオでのレッスンが始まるとなると然り。
考えてもしかたのない、不安や心配がmindをいっぱいにします。  
 
  
失敗したらどうしよう・・・答えられない質問がきたらどうしよう・・・ など。 
実際に起こってもいない未来のことで、不安になってネガティブになる、バカらしいんですが
人間の心ってこういうときもあります。
 
このようなネガティブな感情がどんどこ一人でに作用していくのを鎮めてくれるのに、
アサナやプラナヤマや瞑想が役立ちます。 
 
 
おやっ起こってもいない未来のことを気に病んで不安になっているぞ
 → 「今の」私には何も起こっていないのにこれはバカらしいぞ
 → 起こってから悩めばいいじゃないか!
  
と、客観的に自分の感情を読み取れるようになる感覚でしょうか。 
 
 
 
 
というわけで、チッタヴリッティをニローダするために、朝ウォーキングへ出かけてみました。
福岡の朝は遅い。
実際、日の出が東京より30分ほど遅いのです。
・・・・冬のあいだ暗くて朝寝坊になりがちでした・・・  
 
GWなのも手伝ってか、8時前なら人通りも渋滞も少なめ。 
会社の始業時間も気持ち遅いとこが多いと思います。
県外から通勤してくる人も少なそうですし満員電車に気が立っている人もほとんどいないのでは。
 
 
穏やかな空気が流れる中、大濠公園まで自転車で走りました。
たった10分くらいの間にも、mindは目に飛び込んでくるものに影響され、
チッタヴリッティが始まります。
「 あの車あぶないな~ 」 や 「 子どもたちはお休みじゃないのね 」とかね。
 
 
  
公園について歩き始め、まずは自分のmindがどういう状態なのか感じ取りました。
それから歩きながら、そのmindの変化に静かに感覚のすべてを向け。
 
またも池の周り一周歩いて終了。
疲労物質がたまらないように、呼吸しながらストレッチと瞑想。
 
 
朝の空気は静かで、穏やかで、清々しい気持ちになり、
忙しいmindもいつのまにか静かに元気いっぱいになりました。
 
 
その後、大手門のmonまで走り焼き立てパンを。
サイコーにオイシー☆
このために歩いたと言っても過言ではないくらいです。
   
  
ヨギーたちは、
 
そのときどきの 「 今 」 という時間に
 
美味しいものを素直に美味しいと感じたり
美しいものを美しいと感じ、変化するものの変化をただ楽しめるように、
アサナや瞑想やマントラという手法を使っているのだと思います。
  
  
 
「 昨日は過ぎ去った 明日は未知 あるのは今だけです 」
偉大なるヨギー、マザー・テレサの言葉。
 
 
  
 
写真はアシュラムの様子です。
 
ブログのトップの写真と同じところ。 
スワミシヴァナンダの弟子、世界中にシヴァナンダヨガを広めたスワミビシュヌデヴァナンダの
お気に入りの場所で彼が瞑想していたところです。
 
こんなに澄んだ空気は初めてでした。みんな自然に目を閉じ瞑想を始めました。