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2009年5月1日金曜日

Chitta Vritty Nirodhah

 

ヨーガ・チッタ・ヴリッティ・ニローダ
     心   作用    止滅
 
ヨガの目的は、心の作用の止滅だと言われます。
(色んな訳し方があると思いますが、どんな訳をしてもその本質は変わりません。
 その本質自体を表現しているサンスクリット語で学んだほうが
 本来の意味を感じられるかもしれません・・・)
 
 
 
色んなことを考えたがり、ナーバスになりやすい私の思考と心。
レッスンの前はわりとナーバスですw 
もうすぐスタジオでのレッスンが始まるとなると然り。
考えてもしかたのない、不安や心配がmindをいっぱいにします。  
 
  
失敗したらどうしよう・・・答えられない質問がきたらどうしよう・・・ など。 
実際に起こってもいない未来のことで、不安になってネガティブになる、バカらしいんですが
人間の心ってこういうときもあります。
 
このようなネガティブな感情がどんどこ一人でに作用していくのを鎮めてくれるのに、
アサナやプラナヤマや瞑想が役立ちます。 
 
 
おやっ起こってもいない未来のことを気に病んで不安になっているぞ
 → 「今の」私には何も起こっていないのにこれはバカらしいぞ
 → 起こってから悩めばいいじゃないか!
  
と、客観的に自分の感情を読み取れるようになる感覚でしょうか。 
 
 
 
 
というわけで、チッタヴリッティをニローダするために、朝ウォーキングへ出かけてみました。
福岡の朝は遅い。
実際、日の出が東京より30分ほど遅いのです。
・・・・冬のあいだ暗くて朝寝坊になりがちでした・・・  
 
GWなのも手伝ってか、8時前なら人通りも渋滞も少なめ。 
会社の始業時間も気持ち遅いとこが多いと思います。
県外から通勤してくる人も少なそうですし満員電車に気が立っている人もほとんどいないのでは。
 
 
穏やかな空気が流れる中、大濠公園まで自転車で走りました。
たった10分くらいの間にも、mindは目に飛び込んでくるものに影響され、
チッタヴリッティが始まります。
「 あの車あぶないな~ 」 や 「 子どもたちはお休みじゃないのね 」とかね。
 
 
  
公園について歩き始め、まずは自分のmindがどういう状態なのか感じ取りました。
それから歩きながら、そのmindの変化に静かに感覚のすべてを向け。
 
またも池の周り一周歩いて終了。
疲労物質がたまらないように、呼吸しながらストレッチと瞑想。
 
 
朝の空気は静かで、穏やかで、清々しい気持ちになり、
忙しいmindもいつのまにか静かに元気いっぱいになりました。
 
 
その後、大手門のmonまで走り焼き立てパンを。
サイコーにオイシー☆
このために歩いたと言っても過言ではないくらいです。
   
  
ヨギーたちは、
 
そのときどきの 「 今 」 という時間に
 
美味しいものを素直に美味しいと感じたり
美しいものを美しいと感じ、変化するものの変化をただ楽しめるように、
アサナや瞑想やマントラという手法を使っているのだと思います。
  
  
 
「 昨日は過ぎ去った 明日は未知 あるのは今だけです 」
偉大なるヨギー、マザー・テレサの言葉。
 
 
  
 
写真はアシュラムの様子です。
 
ブログのトップの写真と同じところ。 
スワミシヴァナンダの弟子、世界中にシヴァナンダヨガを広めたスワミビシュヌデヴァナンダの
お気に入りの場所で彼が瞑想していたところです。
 
こんなに澄んだ空気は初めてでした。みんな自然に目を閉じ瞑想を始めました。
  
 

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