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2010年4月18日日曜日

ヨーガに生きる

休みの日は基本PC使わん!と決めているのですが、バタバタしそうなので更新を。
平日ずーっと電磁波浴びているから、チャンスがあれば極力はなれたい。 あぁ完全なる現代病。。。
   
この本は、いつも書物チョイスの参考にさせてもらっているうちこさんが紹介してて、また『女は胆力』の園田天光光さんが「本物」と仰いでいたヨーガの先生についてなので気になっていたのです。 日本にヨガを持ち込んだ第一人者と言われている方なのかな?  とにかく・・・

お ー も ー し ー ろ ー かっ  た  あ ー   
沖ヨガの沖先生といい、私は運動部の部活動のような体育会系のノリで心を語る先生が好きなようです。
さいしょはもちろんビジュアルから入っていたので、こういうタイプの教えには見向きもしませんでしたが。   
  
 
今から100年くらい前に、中村天風先生がひょんなことからヒマラヤの麓でヨガ修行をしたときのエピソードをお弟子さんが書いてある。
このとき中村氏は結核で死を目前にしていたけれど、どうせ死ぬなら、とカリアッパ師にのこのこ着いていき、そこがヒマラヤとも知らずヨガ行をしているとも知らずやっていて、先入観のなさがよかったのか元がすごい人だからなのか両方だからか、病気克服のみならず、一定の行を短期間で終えてしまったそうです。 
  
彼が、死や病と直面し弱りきった心、固定概念で硬くなった心、それを克服していく様があらわされていてヨーガをしている人には心の動きに共感できるとこがあるのじゃないかしら。
 
瞑想について、いきなり無心になるのでなく(なれないんやけどね^^;)、やはり先日のTTCでおそわったように師からお題を与えられて、それについて熟考していくというスタイルでした。
最初に与えられたテーマ「 人間はこの世に何をしにきたのか 」っていうのに積極的に取り組んだ三郎さん(天風の前の名前)、すごいよなーと。 死の間際でそんなこと言われたら死にたくなっちゃう気がします。 
   
最後のほうで、同じ村落いるヨギが自分で自分の首を絞めあげ肉体を殺し、1週間後に息を吹き返すシーンがあるのですが、伝統的なヨーガ行法の最終段階はそういうところのようです。  ひょえ~
中村氏は、日本に帰ってやるべきことがあるから、そこまでする必要はない、とカリアッパ師に促されてその行はやらなかったようですが、クンバカを短期間で習得できて師のもとを離れたようです。
 
クンバカって単純に息を吸いきって保持することだという知識しか持ち合わせておらず、自分のレッスンでもそう説明していたのですが、それはあくまで方法の一部分だということがわかりよかったです。 
今後はなんでもかんでも知ったように軽々しく言うまいと反省。。。  
じゃあなんなの?!ってワタシも理解できてないんですが、この本によると、身も心も完全な状態のことだと書いてありました。
具体的なことが書いてないので、瞑想と同じで説明できない感覚的なものってことなんでしょうかねー うーん今後の知りたいことリストに追加。
  
病気も死への恐怖もすべては心の在り様で変化するっていうことを一人の人間の心身の変化を通じて書き、ヨーガはその心を制御する方法だと示してくれるおもしろい本でしたー ☆   
   
たとえ真実であっても、心が弱いから病気になるし死ぬのが怖いのだ、自己制御ができてないって言われるとスンナリ受け入れられない方も多いと思います。ワタシもです。
大事な人が死んだら悲しいですし、その悲しみに心が支配されると思いますし。
なので、こういう絶対の真実を導いてくれる師を自分の必要にあわせて選ぶということも大事なことだと思います。
  
カリアッパ師が「 馬鹿! 」  とか 「 この愚か者! 」 と中村氏を一喝する言葉に、イマドキこんな風に叱ってくれる人がいないためかときめきました。
 
 
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やっぱりワタシMなんかなー ふぅむ



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