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2014年12月3日水曜日

マイソール Mysore


こんにちは。
お元気にお過ごしですか?
   
瞑想施設を出てマイソールに来ましたょ。
静かで坐るしかすることのない場所に居ると自分と向き合うしかない、
自分の中のいやらしい部分も純粋な部分も見たし、
心の澱のようなものも出ていたなぁ、
と騒がしい街に来て気づきました。
一人で行くべきだったから一人きりだったんだなぁ〜
いつだって、
ちゃんと必要な経験を神様が与えてくださっていたのだと、
毎度あとになって気づきます。
私の中のひとが求めているもの、ビジョンもはっきり見えたような気がします。
     
さて、
マイソールまではバンガロールからの直行バスだと楽なようです。
ちなみに空港からマイソール直行もあるそう。
    
郊外にいたため別ルートの、
Harohalli 〜 Bidadi 〜 Mysoreという二回乗り換えルートで3時間。
インドにありがち工事中の悪路、
乗り場付近に置かせてもらったキャリーが飛び上がり、
道へ転げ落ちそうになるので、(ドアのついたバスはデラックスなタイプ)
めちゃくちゃ眠たいのに寝れないという拷問のような3時間でした…
     
車掌さんとローカルの女の子が親切でキャリーを見ててあげる、
と言ってくれたものの100%は信用できないのがインドでありんす。
(セキュリティの意味でなく無責任って意味で)
    
南インドのローカルバスの旅、好きです。
地元の人々の暮らしぶりが見えたり、
日本では決して見られない美しい地球の姿、大地が広がってきたりして、
わぁ∞!と心うごきます。
赤土のカルナータカ。
ここはセドナか!?別世界のような岩ゝが突如あらわれたり、
どこまでも続く、くっきりした緑の輪郭の椰子、椰子…
果てしない地平線を眺めるにつけ、
世界に一人きりのように静かで、時間が止まったような気分になります。
     
インドがある場所の地球は、
本当に様々な表情を見せてくれる。
まだ見てないインドがたくさんあります。
まだ知らない地球がたくさん。
     
なかなか外人が通らないであろうこんなルートだと、みんなけっこう親切。
ずっと座らせてもらえました。ありがたい。
   
瞑想施設に来る地元のインド人たちもそうだったけれど、
普通に暮らしてる人たちって、みんなシャイなんですよね。
こそこそっと恥ずかしそうに見ていたり、
Hi…クスクスっなんて挨拶してくれる。
マダム!百ルピーだ!乗れ!じゃあ九十でいい!
マネー!ペン!
なんて言ってくるのは観光地化された土地ばかり。。
なんか淋しいなぁと、このマイソールの地でも思うわけです。
南にしてはなかなかしつこいリクシャマン。。さもしい。
     
バンガロールよりさらに涼しいマイソール。寝るときは靴下をはきます。
バススタンドから500mのホテルにさくっと投宿。
騒がしく、ありがちな水道から水が出っ放し、
ディスカウントも受け付けない姿勢だったけど、
インソムニアー頭痛!なのと、
old fashionな家具が趣深く。
    
古ぼけたドレッサー?鏡のついた机が嬉しい。
早朝、ドアの下にTimes of Indiaが投げ込まれる。。
英国領時代の名残かしらん。
    
この狭いスペースでもマット一枚敷ければ出来るからヨガはいいですね〜
ムスリムエリアが近いのか5時にはアザーンが鳴り響く
&先の瞑想マダムたちの件で4時前から眠れずモゾモゾしてるので、
アザーンを合図に仕方なしに起き練習。。
朝寝坊したひなぁ。。
    
ところでマイソールクラスって、ヨガスタジオで聞いたことありませんか?
このインドのマイソールに由来します。
    
アシュタンガヨガのプラクティスをその順番に従い自分で行う。
それがマイソールと呼ばれているようです。
この土地で、アシュタンガヨガのパタビジョイス先生が教えられたので、
この地に練習にくるアシュタンガヨギーが多いようです。
    
待ち合わせのために来ただけで何の下調べもなく、
ヨガしに来てる外国人がいるような場所が皆目わかりませーん。
そういうとこのオーガニックカフェで洒落たスムージーでも飲んで、
ネットTVでも見よう、ウシシ…と不埒なことを妄想していたのにぃ!
    
しっかりインド飯。値札なしの世界でしっかりふっかけられる。
道端のトラックの立ち食い屋台みたいなとこのご飯が美味しそうで食べたいが、
(意外と家庭の味だったりする)
超衛生国ニッポンから来たばかりなので、手洗い場のあるレストランに行ってます。。
すでにお腹ゆるいから用心。。。
銀行や郵便局に行ったりココナッツ飲んだり(南インドの楽しみ!)、
薬局で日用品を買い、ご飯を食べて諸用を済ませたら、
部屋でお茶飲みながら新聞や本を読んだり、
と日本と変わらない暮らしぶり。。?
     
そして、
インド人だらけのごみごみした市場周辺の滞在から、
郊外のホステルで友人と再会し、
懲りもせずまたインド人ばかりのドミトリー滞在^^; 

が、50人部屋が満室近くなり、外人3人いんそむにあ、
三人部屋に移動しました…  ↑ 
夜中に携帯から、
陽気でねっとりした大音量のインド音楽があちらこちらから鳴り響くの…
誰がインド人に携帯電話を与えたもうぞ…
蚊帳があると虫の心配がなく快適ですね〜 

しばしルームメイトだったカティfromスイス。
ヨガエリアまで三キロほど歩いて通う強者。
ダンサーでありシンガー、そしてヨガティーチャー。
かっこよくてキュートな大人の女性!
    
本当にインド観光というものに全く興味ないみたいで、
郊外の滞在はとても心地良い。
ココナッツの木から飛び移り、
ルーフやバスルームにリスがこちょこちょやって来る様子が微笑ましいです。
    
では皆様、
師走、忙しない時期だからこそひと息、
いちど大きな深呼吸と共にのび〜と
肩の力を抜いて心身ゆったりとお過ごしくださいね。
暑いインドにいると思わせて、
ダウンジャケットをひっぱり出した(えーっ!?でしょ?)
マイソールから皆様の心身の平和をお祈りしています ^^♡
   
サリーは概してこう干します。
…いや、最近は物干しを使う人も増えている、はず…
   

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