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2014年12月1日月曜日

シャングリラ -Shambala-


こにゃにゃちは。
いかがお過ごしでしょう。
空港から直行で、
完全にワールド•ワイド•ウェッブから遮断された、
カントリーサイドにおりまして。
そりゃもう最初はストレスだったんですが、
電波抜きできて、結果良い方向のような?
では、時差有りですが旅日記を〜
    
南インドは、カルナータカ州のバンガロールの滞在。
南インドに降り立つと、旅先に着いた時のワクワクやドキドキよりも、
安心感を感じます。
この生ぬるくあたたかい風のせいかな。。
   
バンガロールは、空港から街までバスが出ていて、
デリーみたいな大きな空港でなく、わかりやすくて好きです。
コルカタも思ったより小さくてわかりやすかった。
バンコクからディレイで、乗り継ぎに3時間しかないから、
イミグレ通って荷物ピックしてたら間に合わないんじゃないかと、
タイ人CAに必死で説明してどうにかしてくれー!と請うたのに、
余裕でした。てへへ〜
国内線ターミナルは国際線と同じビルだったのだ。
    
あぁ…帰ってきたよ、ちょびヒゲ。。
イミグレのオジサンの、正にこれぞインド人!な丸めがね(いま日本で流行ってる昭和ぽいやつ)と、
鼻の下のギャグのようなそれをしげしげと見つめ、無事インドの地に降り立つ。
    
バンガロール、セントラルバススタンドまで出れば、
各方面へ向かう長距離バスがたくさん出ていて、目的地を目指しやすい。
リクシャマンもうるさくない。
    
IT都市、大都会なので観光には関心がなく通過する場所。
渋滞がひどくて(都会とはいえ日本の渋滞とはほど遠いカオス。)、
バススタンドまでやはり二時間近くかかったかなぁ。。
     
そこから予約しておいた、
自らシャングリラを名乗る瞑想施設を目指しました。
お友達と合流することになり、ちょいとヒマがあり、
有意義に過ごせそうな場所を探して。
    
合流地点のマイソールへ向かう途中。
郊外っぽったので静かにのんびり休みたくて選んだだけ。
Art of Livingからしばらく先に行ったとこにあるコミュニティ。
やはりバスで2時間近くかかったかな…
GoogleMAPでルート検索すると、空港からバスで1時間半予測なので、
どんだけ渋滞してるかわかるでしょう^^;  
    
もちろんローカルバスなので、土煙や荷物に押しつぶされながら、
日本からの移動は30時間越えで到着。
寝てなくて逆にハイだから、物怖じせずそこらの人に聞きまくり為せる技。
白い服が黒くなっていたよー
    
ゆっくりシャワーを浴びて寝たかろう、と個室を予約しておいたけど、
えーこれで600RPかー↓(1200円。私のインド滞在で一番高級。奮発)という
残念な感じだったのでドミトリーに変えてもらいました。
18人部屋、二食付き300円也。
      
別に好きでこんな旅をしてるわけでなく、No Moneyなので仕方なし。
といっても、
食うに困ってるわけでなし、日々の生活にも不満なし、
インドまでのチケットも買えてるわけで、
インドの底の底の暮らしをしてる人からすればリッチに違いなし。
ちゃんと足にはサンダルも履いているし、大学も卒業させてもらった。
     
貧乏(あくまで先進国の中での底辺)ってある意味、
自由なんだな〜と私なりに経験してみて思ったこと。
自分の神経質さに不自由さを感じていたので少し捨てれて嬉しいのだ。
(トイレで紙を使うという不自由さはまだ有。)
日本をスタンダードにすれば清潔とは言いがたいけれど、
インドの中でも南インドの施設は比較的綺麗に保たれていると思います。
水道からお湯も出る!贅沢!
     
人というのは疲れがMAXだと、
インド人のおばちゃん達のあのまくし立てるようなお喋りの中でも寝れるものらしい。。
    
私はどこででもは寝れないので、
うつらうつら数時間おきに目を覚ましながら眠り、
翌日もずーっと眠くって瞑想しながらウトウト。。
↑これが滞在中ずっと続いた。
    
インド人だらけの相部屋なんてツッコミたいことだらけやけど、
いちいち書いてるとキリがないので割愛。
本当に日本人とは感覚?価値観が大きく異なる。
    
めちゃくちゃマイペースで遠慮のない人たちなので腹の立つこともたまにあるが、
日本人やヨーロピアンだらけのドミより気持ち的には楽かも。
ひとりも白人がいないー
(後に思ったが、こうインド人がうるさいからじゃないかと。。)
    
郷に入りては郷に従え、私が慣れるべし。
早くシャワー浴びとかなきゃ!寝てる人がいるから静かに…とか
考えて行動するんだが、
鼻唄うたいながらすげー長々バスルーム占拠したり、
夜中に電気つけてゴソゴソしたり、とマイペースな人々。。
あぁ私の脳は日本時間、
ここはインド特有(ただ単にゆったりというわけではない)
の時間が流れてるんやなぁと。
   
早朝のみ湯が出るが、インド人の取り合いで私は最後にこそっと… 
外人ひとりなので肩身狭いデス。
初日に無理して水を浴びたけど、
現地の人が無理なことを外人が出来るわきゃない。
バンガロールはちょっと標高が高く朝晩は冷える。
昼間もわりと爽やか。
    
去年は着いてしばらくヨーロピアン英語に囲まれ苦労し、
今年はインド英語、しかも苦手なカンナダ&テルグ訛りに囲まれ
意思疎通が難しいけれどこうやって慣れていくんだろうな。。
まず孤独を感じる一人旅。
これなかなか大事なこと。
    
自分の孤独と向き合うことって誰かとずっと一緒にいたり、
忙しく日々を過ごしていると忘れがち、
というか見ないふり、が正しいかな。
    
ヴィパサナー瞑想のコースなども、日本でも毎回満員みたいだけれど、
(本部はインドのチェンナイ。
今回申し込みたかったけど行きたいスケジュールがすでにいっぱいでした)
そういうことに気づき始め、
きっかけは何であれ、スピリチュアルの流行で終わらない人々が増えているのかも?
私の場合、どっちかってーと、
こんな心身の状態じゃ健康な子どもも産めないし、
明るく元気なお母さんになんてなれないし、好きな人を幸せにもできない、
健全な結婚など無理、
このまま放置してたら将来お先真っ暗だわ!
っていう心身を元気にする目的から必死になりまして。
そのうち後付けでスピリチュアルと呼ばれるものにも自然と関心。
そして結婚に以前ほど必死さがなくなってしまったというオチも…  笑
なんであんなに必死だったんだろうか。
自ら癒せないほど、他に癒しを、愛を欲し続けていたのね。
愛って求めるものではないのにね。
    
ヴィパサナー瞑想は、別にヨガなどしてない普通のお勤めの方や主婦の方、
老若男女だれでも参加してます。
日本は圧倒的に女性が多く、女性枠が早く満員になってますね。
インドは割と男性枠から定員に達してました。
価値観の違いが浮き彫り。
    
さて、
私の苦手なインド英語ランキング〜
一位、オリヤー訛り
二位、カンナダ訛り
三位、テルグ訛り
四位、マラティー訛り
五位、タミル訛り
六位、ヒンディー訛り
   
知ってるだけでこれだけ。知らない言葉もたっくさん。
インドは広いな大きいな。
北の方が言葉は聞き取りやすいように思うのは、
外人が多いから英語が上手なのかなぁ。。
    
すごい早口でまくし立てるように話されるから、
何かもうときどき自分の殻に閉じこもりたくなります   笑
日本では大人しくない方だと思うけど、
インドに来ると私は超寡黙なひとの部類。 
ってくらいよく喋るのですよ、インドの人は。
  

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