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2009年7月18日土曜日

とある先生のブログから

共感する文を見つけたので拝借。
とても率直で裏表のない物言いがいいなぁ~好きやなぁ~と思って読んでいたら
ぐうぜんヨガ仲間と一緒にイベントしている方でした。
うーん、インスピレーション、どんどん繋がっていく。   
すべてのことに意味がある、ということを実感します。
 
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「 先生はどのポーズをやってもほめてばっかりやから、うまく出来ているのかよくわからない。
  他の先生はポーズのときギューって直してきれいなポーズになるように教えてくれるのに。」
 
と以前とある方から言われたことがある。
 
穏やかに手を触れたりすることはあるけど、私はギューっと身体に無理な負荷を与えることが
きらいなのである。
 
身体をあじわうために、出来るだけ器具も使わず自分の身体の重さや動きだけで
整えていくのが自然だと考えているからだ。
 
そして、きれいに見えるポーズより、いかにその人がのびのびと動けているかが私の基準だからだ。
だから、どんなに美しいポーズをきめていてもその人が歯をくいしばっていたり、
呼吸が浅かったりするならそんなのアサナ(ポーズ)ではなくてストレッチ大会なのだ。
 
その人の意識がきれいに見せるために外側に向いていて、内側を内観できていないならヨーガではない。
まあ色々な入り口があって、いろいろな段階があるからそこから
どんな風にかわっていくかも大事なところなんだけど。
 
私の師、ヴィシュワ・ジのクラスはそれこそ年代もレベルもいろいろな人が参加していて、
正座も出来ない膝のわるいお年寄りから、ヨーガの先生レベルの人までさまざま。
でも呼吸法とほぐしをうまく使いながらみんなが一様に満足できる素晴らしいレッスンなのである。
 
そしてヴィシュワ・ジは絶対にギューっとポーズを正したりしない。
こわばっている人のこわばっているところにそっと手を触れて「力を抜いて」と静かに語るだけで、
その人はすとんと力が抜けていい状態になるのである。
 
私は日本で生徒を足で蹴って「全然出来てない!」と叫ぶヨーガの先生を見たことがある。
(後ろからけりをいれたくなった)
逆効果だろうと思うのだ。
生徒さんの心は恐怖でこわばりがちがちのポーズ。なんてひどい。
 
ここにいるけどここにいないような、そんな感じで身体や心を味わうのがヨーガのあり方だと思う。
自分のための時間、自分の内側にむかう旅。
 
北風と太陽なら太陽を愛するなあと考えてしまうのである。
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私も膝が悪いとか、腰が悪いとかまではないけど、関節部分が弱くて
ちょっとぎゅっとしようものなら翌日から、ズキズキ・・・ぷちっとやってしまって松葉杖つくような
怪我をしたこともあったりしました。
人から見て、全然たいしたことしてなくても、私の体にはtoo muchだったのですね。
教える場をいただいても、やっぱりいきなり体質なんて変わるわけもなく弱いとこいっぱいです。
  
 
最初の頃は、ぎゅっとやって欲しくて、ぎゅっとアジャストされるのが良いことだと信じていて
体の痛みを無視し続けたこと、今となっては、それによって得た気づきがあるからgoodだけれど、
 
「 アジャストされて怪我をして、それを先生のせいにする人がいるけど、自分の責任だから 」
って言ってる先生には、上記同様、蹴りを入れたくなりました 笑
誰のせいとかでなく、生徒の立場としては、気遣う優しさを持って触れて欲しいですもの!
  
     
ときどき、「 ごめんなさい、あのポーズできなくて。首が痛くて 」と、クラスのあとに
生徒さんに言われますが、
私自身、そういう考えだから謝らないでくださいー!!自分に必要なことだけしてくださいー!!
とお伝えしたいのですが、うまく表現できずにいます。
 
言葉で、無理しないで、と言ってはいても、
ポーズはmustだ!的な空気がクラスの中で出ているから、謝罪されてしまうのでしょうか、、、と思うと
こちらが申し訳なくて謝りたい気分です。
    
  
 
写真は全然関係なくて、
ある日のクラス前に食べたもの。ドライフルーツとナッツと断食ティー。
 
食べるんだけど、断食ティー
 

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