-----------------------------------------------------------------------------------------------

2010年5月17日月曜日

SriLanka 5/3 : Reborn

今日もぱっちり5時に目ざめる。
海の音、庭のおそうじの音。心地良し。
 
日本の某有名企業でバリバリ働くキャリアウーマンさんとお友達になりヨーガを一緒したい、とのことでちょっと指導することになっていたので身支度して早めに屋上へ。
こういう向上心のあるステキウーマンはたいていヨーガも自らやってるんだよなー、と思っていたら、聞いてみると思ったとおり、アシュタンガヴィンヤーサを自主連されている方だった。趣味のダイビングで世界の海を飛び回り、仕事のあとは空手で汗をながし、恋愛もちゃんとしてって、書いてみるとパーフェクトやなぁ、ふむ。
ホテルについてからも本気泳ぎ&ヨガ&空手、さらに手芸まで、つねに色々されてたよ。すげー
  
それでも体を壊すまで働いてしまうってやっぱり何か疲れているかもねーと、朝日と月光の中、ゆったりシヴァナンダのマントラ。。。
静かな呼吸法と静かな太陽礼拝と、ガイドしたところで、(代謝ばりばりあがってる方だから、ここまでで汗びっしょりなんやもw)休むことが必要かなーとなんとなく思って、そのままシャバアサナに誘導。
静かに静かにマハムリットユンジャヤを唱えていると、彼女はスースーと寝息をたてて眠り始めた。 かわいいなぁ。
  
about 6:18am 私がこの世に、この生をもらった瞬間。
28歳おめでとう、と自分への感謝を込めてのマントラでもあった。 
一人で静かに過ごす予定ではあったけれど、まあ悪くないなぁ、とても清々しい一日のスタート。
 

 
静かに彼女を起こして、私はシヴァナンダのベーシックアーサナなど。
彼女は隣で空手!! 蹴りとか、すごいかっこいーの。キレがすばらしい。
 
 
・・・ と、ここまでは出だし好調。
7時にドクターのとこに来るよう言われていて、下剤療法で腸の中のもん全部出すのをやります、と。
この日は朝から皆でマーケットに出かける日で、頑なに断ったのに、なぜかゴリ押しされて。
  
ドクターにお腹をマッサージしてもらい、サイコーに激マズな、
生ぬるぅい液体薬を一気に飲み干して部屋へ。

しばらく体内にステイさせるから、便が出始めたらお湯を3~4リットル飲め、との指示。
吐きたくなっても吐かないでね、上から出たら意味ないから。我慢するように、とも指示。
 
しばらくして、2回ほど出す。
ここに来てから毎日下剤を飲まされていたので、いつもの感じ。



平気そーと余裕でいると、こんこんとノック。
美形なおそうじのお兄さんが、「マダ~ム、ハッピーバースデー!」とお花をくれた。
なんて気の利いたホテルなんだー ちゃんと見とるんやぁぁぁ。感動。

ルンルンとしながら、暑いのにあったかいお白湯をしぶしぶ飲み始める。
4回くらい出たところで、だんだん気分が悪くなって吐きそうに。。。
お湯飲めん。なんも口にしたくない。口に入れたら出る。。。
悶絶していると、再びノック。

ヨレヨレで出ると、ドクターがこの泥水色の瓶を手渡し、
「 オユ ドノクライノンダ~?ナンカイデタ~? 」
4回です。気持ち悪くてお湯飲みたくない。今1リットルくらい、と答えると
「 not enough!! モットノンデ! 」
いや無理だって。。。気持ち悪いんだって ←このへんから通じないのをいいことに日本語でぶぅぶぅ言い始めてた。
11時になったら泥水色の瓶の薬を1時間くらいかけてチビチビ飲めと指示しドクター去る。

魔法瓶のお湯が熱すぎて入っていかないのもあったので、部屋にあるコップというコップに
酔っ払いのような動き&ひとり言で注いで冷めるのを待つ。
→飲む → 注ぐ → 飲む → トイレで吐き気と格闘 repeat

そうこうしているうちに、もう出ないっしょってくらい出たような気がする。
案の定、まずくて入っていかない(おまけに生ぬるい)液体薬をチビチビ息をとめて流し込み、ベッドに倒れこみ眠る。。。

目が覚めると、お昼過ぎで、おっとなんだか良い感じでお腹すいてきたしー!
と、ノックがしてホテルの人がお粥を運んできてくれた。
わーいお腹すいてたんよー!と完食!
足りーん!と、調子にのってスーパーで買っていたジンジャークッキーを食。

これがまずかったのか、なんだか頭痛と気持ち悪さ再来。
午後からのアーユルヴェーダクッキング講座に行くも、気持ち悪さのビッグウェーブの予感。
自分ではもう終わったと思っていたので、誤魔化しながらココナッツのお菓子を試食など。
(こういう意地汚さが自分を苦しめてるよな~・・・)

だんだんと、頭痛と吐き気で立ってられなくなって、部屋へ戻る。
青白い顔。
トイレでもがき苦しみ、お腹は痛いのに出ないし吐いちゃいけないしの我慢大会を数時間。
便器の前にマットしいて、便器抱っこしてシクシクしていた。
なんでお金払って、辛い思いしてんだろ?!
っていう怒りの感情が激しく出てきたり、面白くなって笑ったり、感情の起伏が激しい時間だった。

もうあかん!とTELしたもんだからドクターが様子みにくるけど、立ち上がれない状況が続き
やっとの思いでドアをあけて状況を説明すると(頭まわらずほぼジェスチャー)

ドクター「 吐かずに10回以上出たんだよね?ノーマルだから大丈夫だよー さあ食事にしよう。
レストランには行けるね?オレンジジュースとパンとおかゆを食べるんだよ 」

『no no 無理無理 っていうかこの状況でオレンジジュース飲んだらまたくだすやん?
もう透明やもん。出さなくてOKよー 』
ドクター「 こういうときはオレンジジュースが一番なんだ! ドゥユーノウオゥレンジジュースゥゥゥ?? 」
『もちろん知ってるけどレストランまで歩ける自信ないし食べれないの。気持ち悪いの。無理なんー 』

あんまりドクターがレストランに来い来い言うからね、薄々気づいていた。
きっと皆、パーティーみたいなこと準備してくれてるんでしょって。
いつもの『 無理して頑張る私モード 』のスウィッチを強引に入れようとしたけれど、
強力アーユルヴェーダ薬には太刀打ちできなかった。。。

その後も、日本人メンバーから、どうしても来れないの??皆にお顔見せてほしいなー
などTELが来たけど、どうしてもスウィッチがONしてくれず無念だったし申し訳なかった。

でもその反面、いつもこうやって無理をさせているから、体が動けないとこまできて
脳がそれに従うしかない状況っていうのは、ワタシにはありがたいなぁ良い機会やなぁ、とも感じていた。

部屋に食事が届けられたときも、殺人しそうなくらい目つき悪かったんやろう。
ホテルの人たちがビクビクしながらおいていってくれた食事↑

トイレから立ち上がってやっと横になれたと思ったらノックやTELと続いていて、
でもスローペースでしか動けないし声も出せないしで、ほっといてくれ状態やったからさぁ。。。
↑ このパンも無理無理と、文句言いながら食べた。
が、文句言いながらもこの食事がバッチリ効いたのよねぇ・・・ドクターすいませんでした。。。

食事と一緒に見るからにマズイでしょっていう薬を置いていかれたが、
・・・飲みませんでした。無理やもん。吐くもん。と言い訳しながら
何も知らないお掃除の人に片してもらったっていう。 

この頃には、吐き気はすごいものの便意と腹痛はおさまっていた。
そのまま吐き気をこらえているうちに意識が遠くなり23時前には眠りに落ちていた。


reborn

生まれ変わり完了したのか?
新しい私よ、こんにちは!

 

にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
頭痛すぎて、持参したイブを飲む寸前でした。

0 件のコメント: