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2013年12月12日木曜日

Magic of India

ポンディにも、ちゃんとヒンドゥ寺院のゴープラムがありまっせー
    
あいかわらず、
人付き合いとforeignerの名前を覚えるのが苦手なヒキコモリです、
こんにちは。お元気ですか?
     
ぼやんやりして目を離したすきに、
手をつけてないランチをカラスに啄ばまれるということがありまして。。
アシュラムご飯だったので捨てることが出来ず完食しましたが、おなか平気でした。
意外と大丈夫なのねぇ。。
バルコニーに糞をしまくるし、カラス、オレの敵!
      
モンスーンが去り、海かがやくピーカン晴れの日が続いています。
強風も和らぎ、朝日を浴びながらルーフトップでヨガできて嬉しい。
     
こないだ、
友人に書いたメッセージ、
インドでまとめて、食べて祈って恋しよう!
いや、ほんとまとめて可能だなぁと思いまして。
      
先日も書きましたが、
女ひとり旅、
ご飯食べてたら声をかけられる、
ベンチに座ってたら声をかけられる、
とにもかくにも、
ヒトという生物は、一人でいるヒトに、声をかけやすいらしい。
    
しかも今回はすごいゾ、
女性はインド人も外国人も声をかけてくださる、
今回は、インド人でない男性から声をかけられるゾ!!
    
もちろん誰もが女性として関心を持ってそうしてるってことでなく、
とにかく出会いが豊富だということです。
出会いがない、と言っている女性、
婚活パーテーよりインドインド!
出会いはあるのだから、そこからは自分次第ですよね☆
     
こっちに来てから、
日本のことをもっとちゃんと知っておきたかったと思います。
海外の方の方が日本に詳しいんですね、
日本はいいじゃないか!精神世界がたくさんある!
禅、茶道、花道、レイキ、書道、指圧、、、選択肢が豊富じゃないか!
    
そう言われ、
あーちゃんのことをよく思い出します。
父方の祖父の姉で生涯独身だったあーちゃんは、
私を孫のように可愛がってくれる人でした。
私もあーちゃんが好き過ぎて、家に帰らない、とよく駄々をこねた。。
     
あーちゃんは、
花道とお謡の先生。
学歴をコンプレックスに思っていた、と母から聞かされたけど、
今になってみると、
学歴なんかより、あーちゃんは良いものもってたな〜と思います。
      
着物を作るのも、野菜を育てるのも上手な人で、
たぶん味噌や漬物やら何でも自分で作っていた、
さいきん流行りのスローライフそのもの!
    
しかし
少し成長し、
世界の便利さ(ファミコン世代 w)に夢中になった少女、くまりは、
あーちゃんが作ってくれた美しい着物にも一度袖を通したか、通してないか、、、
花嫁修行にお花を教えてくれると言われても、
思春期くまりは、かっこわるーい、と関心を示さず、彼女の好意を疎むときも。
大人になり田舎を出て、都会に魅了され、あーちゃんのことも忘れ、気がつくと、
ある日、あーちゃんは死んでいた。
     
好きなことして好きな場所へ行って、後悔のない人生でしょ?
とよく言われ、たぶんそうかな、と思うけれど、
   
すぐ近くの、大事に思い扱ってくれた人、実は大切な人を、
無関心のままに亡くすと後悔するのだな、と。
      
少女くまりは、純粋ゆえに思いやりを知らず残酷だった。
人は色んなことを経験し学び、
子供の無知なそれと違うピュアさを取り戻してゆく、
ヨガではそれを成長と呼ぶ。
      
あーちゃんは晩年、どう過ごしていたのだろう、幸せだったろうか、
幸せだったならいいなと思う、
生を終えるその瞬間、何を見ていただろう。
     
死は終わりではないけれど、
永遠に続くこの長い生で、血を分け、出会い、愛された奇跡を、
特別だと気づかないまま別れてしまった。
     
誰にでも、いつだって死ぬ可能性がある。
別れはいつも存在し得る。
亡くしてからも祈り、思えるけれど、
大切な人がいるなら、大切さに気づきその人を思おう。
目の前にあらわれた人を愛しく思ったら、
素直に祈り、愛しさを表現しよう。
     
もう何年ぶりかに、
あーちゃんのことをここインドで思い出しながら、思ったのでした。
              
忘れていた記憶を呼び出し、消化させてくれるのも、
インドの魔法?   
    


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