いまさら花粉症か風邪かわからない症状に苦しんでいます。
ユーカリオイルをマスクに数滴落とすとスッキリしてくるから花粉かなぁー
眠るときもタオルに数滴ふくませて呼吸すると心地よいです。花粉症の方、どうぞ。ティーツリーオイルとかも良いみたいですよ。
なんといってもプラナヤーマ(呼吸法)できないのが、しんどいです・・・
が、多少の苦痛や痛みは良いバロメーターとして捉えればよい、とある先生に助言いただいたのでgoodということで。
コーヒーを飲みたいとき、なんか刺激を抑える効果はないかな~と
往生際悪く調べていたら、カルダモンと一緒に飲むと消化を助けてくれて、カフェインの毒性を中和するというのを見つけたので早速やってみました ↑
なんか・・・ 高級な味になります。 深みが増すような・・・
アーユルヴェーダでは、朝に飲むとカファ(水)のエネルギーを鎮静させて身体を活動的にしてくれるから飲むなら朝にすると良いそうです。
( もちろん飲みすぎはNGで )
『 人間の頂「生きる」意味を求めて 野口法蔵著 』を読みました。
うわー 久しぶりに夢中になる本キターーーーーー!!って感じで一気に読み終えました。
うちこさんの紹介ログを読んでから、読みたくって図書館へ。予約してからだいぶかかりました。人気のようです。
自分で持っておいて心が折れそうなときに読みたい一冊でした。 残念ながら絶版。
内容は、著者の体験とそれを通じて感じてきたこと・今の社会で感じるところや生きる上での心構えなど。直接ヨーガをしている人ではないですが、ヨガです。
新聞社でカメラマンとして働きフリーになった著者は、ヌード写真の仕事が多いなど仕事の内容に満足できず、写真を撮りにインドに旅立ちマザー・テレサに会いにいったりするのだけれど、マザーのところにも収容されない人たち(収容されれば看護と生活の保障がある)の生活に興味をもつ。
ハリジャン(不可触民)と同じ目線になるために路上生活をしたり、売春宿で生活したり、そこで牛と交換されてきた少女と出会い家族に会いに出向いたり(彼女が牛と交換されたことに誇りをもっていた。)、火葬場で死体が焼かれるのを見て過ごしたり。
月々、使いきれないお金が50万円ほどある23歳か24歳だかの青年なのにすごい選択してます。
私だったらパーッと使って豊かな(?)日本で遊んで暮らすと思うよ・・・
この火葬場のくだりは、文章でもかなり衝撃でした。
日本では綺麗に灰になるまで燃やすけど、薪がもったいないから(薪を買うのは家族)生焼けでガンガに流すそう。それを犬やカラスが食べることも。
彼自身も食べてみたそうです。
そのような経験をしているうちに、インド人の死生観=輪廻転生に興味をもって、ヒンドゥー教でも仏教でもどっちでもいいけど、じゃあ仏教で学ぶかと、チベット仏教の寺院で修行(苦行)。
このラダックの寺院に行くのに歩いてヒマラヤ越え。途中遭難しかかったそうです。
こんな日本人がいるんですねー!
こんな日本人がいるんですねー!
チベットの寺院はとにかくものがない暮らしで、寒くても着込まないから精神的に弱いお坊さんは、凍った指が折れたりしていたそう。著者は折れずに過ごせた、と。
食べ物の内容とかも、もう考えられん世界でした・・・
で、出家したそうなのですが、日本に帰国して好きな人ができたので還俗して結婚しお子さんもいらっしゃるそうです。
今は坐禅断食を指導しながらお坊さんをしているそう。したいことを正直に生きている人ですね。
なんとなく、ご先祖様を大事にする、というのが当たり前になっていますが考えさせられました。死生観について考える場面になんて、めったに直面しないですから。
「千の風になって」に則るなら、
私のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません。眠ってなんかいません。
死んだ体は生まれた地球に返そうって、ガンガに流すインド人は理にかなっているなーなんて。ちなみにチベットでの遺体処理(鳥葬)は、、、日本人にはかなり衝撃的な内容なので本で読んでみてください。
前半は自伝で、後半は教育について、日本の社会の現状などなどで(このへんがヨーガとかぶります)生きる智慧になると思います。
都会でなく自然の中で生きることについて、自分が今することについて考えさせられました。
いろいろ経験している人なのに、「人の心は弱いもの」と認めて、そのときそのときの心情を正直に書いてあり、懐の深さが読み取れます。
「坐禅断食」、3日で宿便がめっちゃ出るらしいから、いつかやってみたい。
長野でやっているそうだけど、九州でもしてほしいな~
心頭滅却できませんで、鼻&目=私と化して苦しいー!
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