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2009年9月3日木曜日

仙酔島 壱


仙人も酔いしれるほど美しい島 = 仙 酔 島 
 

神々が休息に訪れていたといわれるパワースポットだそうです。
 
 
8月31日  夏休みの最後の日
前日から予定続きのボンヤリした頭のまま
ヨガマットをかかえてどうにか博多駅に向かい、予定通りの新幹線に乗り込みました。
 
新幹線を降りて心の友( ジャイアンかっ! )と再会し、
バスでどんどん海のほうに向かうと静けさと穏やかな風。
体が少しずつ目覚める感覚というのでしょうか、
嬉しい嬉しいと言っているのがわかり、yogaのあとのような深い穏やかな呼吸が肺いっぱいにやってきて
肩の力がすぅっと抜けていく感じがしました。
 
まずは腹ごしらえでしょ~♪
十割そば☆ 十割って少ないんですってよ! そりゃ食うよね、たらふく。
しかし肝心のお蕎麦が写ってないっすね~ 笑  こちらは一緒についていたお豆腐と鯛めし。

割り箸がクジみたいになっててですね、
こんなん出ました ☆
 
私にピッタリの言葉だわ!! って自己満足。   目を凝らして見ると奥に蕎麦が見えます。
頬をすべる海の風と風鈴の音が心地よく。

にゃんこも夏の終わりが気持ち良いにゃあ~

船で10分ほどで到着です。

洞窟を抜け・・・

まずはこの景色。

ひとまず宿でグルに旅の無事をお祈りですね。
荷物極小、最低限のパッキングで、祭壇セットをもってきたティーチャーに一同ビックリですよ 笑
 

ふだん忙しくしている癖なのでしょうか。
せっかくのんびりしに来ているのに「名所」と示されるとそりゃもう欲張りに全部周りたい!
と、タイムキーパーとか決めちゃって何時までにこのスポット!などコースを設定する始末。
 
ところが雄大な自然はおかまいなしに、あっさりコース終了~ =33
毎日の「too much」な生活を改めて気づかせてくれ、
私たちにたっぷりの「 なにもしない 」という贅沢な時間をくれたのでした。
ただ ただ 波が満ちては引くのを
ただ ただ 太陽が東から西へ移動するのを
ただ そこにあるだけの「 今ここ 」を感じる瞬間と瞬間を繋ぐ時。
 
クラゲが怖くてザブンと沐浴はしませんでしたが
胸のあたりまで海につかって、吸い込まれそうな青一色の空を見上げると笑顔が出ました。
それから涙も出てきました。
 
そのままでいいのだ、と抱きしめられているような気がして大きな安心感がこみ上げました。
 
この世界のみんなの大きなmother  自然の大きさって・・・

もちろんビーチdeヨーガ。
体全体で地球と繋がる。
 
自分のteachingの順番が来て、一生懸命いつものクラスのようにペラペラと喋ろうとしましたが
どんなに声を張り上げても波の音に声がふんわり消えていっちゃう・・・
 
大きな自然の愛を前に、小さな私の言葉なんて無意味な気がしました。
 
なにを喋ってもなにを感じてもありのままを許してくれる無限のエネルギー ∞
 
胡坐でじっとして、ふと目をあけるとこの風景。
開けていても閉じていても変わらないの。
    

心静かな時間とともに日は暮れてゆきました。
 
 
 ~ 弐 へつづく ~
 
  

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